外観が出来上がってくると、周りから見れば工事が進んでいるように見えてしまいます。ですが現場は今こそ要の本番?。
「地味な下地生活」と冗談めかしたタイトルを書きましたが、仕上工事に入る前、下地工事や配管・配線の設備工事がシッカリと出来ていないと、後々に大変な事につながります。後から、こうしておきたかったのに〜〜〜と、ダダを捏ねても下地が無ければどうしようも無く、代替案を画策することシバシバ。
各業者さんは現場と図面を何度も見返し、抜けが無いかチェックします。現場で一番気を使うのは、仕上工事の段階でなく今この時かもしれません。コチラも出来上がって行くに従い、仕上りの事に気がいってしまいます。同時に下地のことがついつい頭から離れていきます。
どうしたことか、施主様に散々言われていた要望がスッカリ抜け落ちていた!と後に気がついた時。。。もう〜冷や汗もの、時空を遡ります。
さらに現代の断熱住宅は気密や防湿が大事、後からむやみに壁に穴も空けづらくなります。住み手から見れば自宅なのに賃貸マンションに移ってきたようなもの。DIY好きな人は要注意です。
コチラもそんなハプニングはコリゴリ。血眼になって現場を見ているつもりが、出来上がっていく現場を目の前にすると、やっぱり仕上りの事ばかりに目がくらむのでした。