外壁の下地とひとくちに言ってもイロイロなものがあり、実は、家の寿命や基本性能を左右するところがイロイロあります。
外壁にしても屋根にしても、まずは雨風から暮らしを守る必要があります。断熱性能やらとかく言われる昨今ですが、なにより家が長持ちしてほしい。単純な話です。
仕上材はピンキリありますが、高価な仕上をしても下地の材料や施工が悪ければ家は長持ちしません。
前回記事と同じ事を書いてしまいます。見えないところにお金を掛けるのは、良い事といくら分かっていても実践するのはなかなか難しいものです。
毎回設計をさせて頂く度、そんなことをアレコレ悩みはじめると、本を開いてネットをうろついて一向に仕事が進みません。
高価な製品や材料を使う事が必ずしも良い訳ではありませんが、適材適所に良く考えられた製品を吟味して使うと、現場も良い仕事に繋がって行くような気がします。
意識せず何気なく使っていたものを振り返ることは、時間が掛かりますが大事です。