琵琶本語り|片山旭星演奏会

琵琶本語り|片山旭星演奏会

 嫁さんの誘いで「琵琶」の弾き語り演奏?を、京都市内のひっそりと佇む和楽器屋さんへ聴きに行きました。

 琵琶の演奏? 珍しい楽器だな~。頭に浮かぶのは昔話な「耳なし芳一」か、つい最近放送していたリメイクアニメ「どろろ」。盲人のお坊さんだか、アンマさんだかが背中に背負って、死者の弔いやらなにやら物悲しい音で語り継ぐ。このぐらいの貧困なイメージしか浮かばない有り様です。
 実際に聴いた印象はやっぱり暗かったのだけど、それは語りの内容からかもしれません。琵琶の音色自体はとても自由な感じです。失礼な話すごくイロイロな表現力を兼ね備える楽器だと初めて知りました。ビヨヨ~~ン、ボヨヨ~~ン。とインド楽器のシタールのような音を奏でれば、ジャカジャンジャン。三味線にも似たような音も響かせる。幅広い抑揚のある音色で場を盛り上げたり、鎮めたり。。。
 座敷で座布団に座りながら聴衆も15人ほどの小さな演奏会がさらに良く、とても楽しめ満足しました。

 帰ってからネットで琵琶のことを調べてみたら、勝手に思っていたイメージはどうやら間違いでもなさそうです。7、8世紀ごろに中国から入って以来、日本の中で独自の派生変遷がありますが、平家物語を語り継ぐ盲人音楽家に占有されるやら面白い歴史が原因っぽいです。勝手な解釈で言えば、琵琶はちょっとマニアック感が過ぎて、全体的には琴や三味線に地位を奪われた感じがします。
 語り物の伴奏に使われることが多かった琵琶ですが、平家物が中心で内容がやや暗め。江戸時代になって合戦物で勇壮なものや、町人文化の優美なものなど幅広く発展はしたものの、残念ながら現在に向かう間は下火になってしまったようです。

 自分自身もこれまで勝手なイメージを持っていましたが、琵琶の生演奏を聴けば、若いアーティストも興味を持つに違いありません。琴や三味線よりも柔軟でワールドワイドな気さえします。琵琶がもっとポピュラーな楽器になれば面白いのにと思いました。

井上陽水「 Tour 2011 Powder 」に行ったりした

特に好きと言うワケでもないのですが、ヨメさんに生(ナマ)陽水は今の内に聞いとかな何時聞けんようになるか分らんで。と、よく分からない強引な誘いにのって、昨夜こっそりコンサートについて行きました。行ってみれば、なんや全然元気そうです。当たり前ですか?

と言うか客席の年齢層が高い。平均年齢は50歳を越えるのじゃないのだろうか。思った以上に背の高い陽水さんは少々ズンド〜でした。それでも年齢のよく分からないあの独特の声でトークを始めると、カッコ良いのかカッコ悪いのか僕には判断つきかねるのだけど、中高時代の思い出話だけで廻りは盛り上がってました。これを楽しそうに話し聞けるのですから、廻りの方々もスゴいが陽水さんもスゴい。ネットで見ると、去年は40周年で結構激しいステージだったらしいが、今年はシットリネットリと書いてあった。確かにそんな感じ。

それなり結構楽しかったです。ただ会場の音響はイマイチでした。折角来たのにそれが勿体ない。う〜んだけど、廻りの方々はもうそんなコトはどうでも良いのかもしれませんが。。。やっぱりスゴいです。

井上陽水 オフィシャルサイト [ Yosui Inoue Official Site ]