「撮っておこう症候群」と「置いておこう症候群」

IMG_2506

今日は現場に向かう道すがら空が随分晴れ渡っていました。台風が近づいていると言っていたはずの朝の天気予報はどうなったんか?と思っていたら、どうも逸れていったようですね。お天気続きは工事現場には嬉しいけど、梅雨というのにこれだけ雨が降らないのでは、農家の方々は気が気でないでしょう。浮かれて写真など撮っているコトお許しください。

しばらく前にデジタル一眼カメラが不調に陥り、すっかり iPod touch でばかり写真を撮っています。ちなみに、iPhone やスマートフォンは持っていません。8年近く愛用する一眼は、肩にたすき掛けたまま足場を登っていたり、防水でないのに雨の日もおかまいなしな非常に手荒い扱いをしておりまして、とうとう機嫌を損ねてしまったようです。いつ修理に持っていこうか迷ったまま棚に飾っています。露出機能がおかしいのですが、落ち着いて調整しながら使えば使えなくも無い。ですが、オートに頼って気を抜くとすっかりハイキーな露出オーバー写真になってしまいます。で、ついつい。

それにしても仕事の現場写真やらプライベートな写真やら、気がついたら恐ろしい枚数になっています。最近写真サイトで有名な Flickr が大容量フリーになったのをきっかけにネット上に整理を始めているのですが、手元のハードディスクの中で用途に分けてバラバラに保管しているものだから、我ながらトータル数がまったく分かりません。一部を見て想像するだけでも4〜5万枚近くになるはずです。ともかくデジタルになってからは、それまでのプリントしないと見れない時分とは考えられない状態です。さらに年々枚数が増えている傾向は確実。iPad や iPod touch を日常的に使い始めて、取りあえず「撮っておこう症候群」はさらに加速してしまいました。

さらに取りあえず「置いておこう症候群」が併発しているため、どうでもいいハズの写真たちに縛られガチガチに身動きができない気分に陥っています。古雑誌や古新聞束ねながら、読み忘れの記事を見つけては座り込む。全く変わりません(泣)。

はやく整理を済ませて気分よくなりたい。のですが、冷静になると一体何をしとるのやら。根本的な治療が必要なはず?です。そんな方は、きっと僕だけでは無いはず。だよな〜〜〜と思いたいこの頃でした。

竣工写真の撮影が終了しました。

月末の引っ越しを目前に写真家Kさんにお願いした竣工写真の撮影が無事終了。天気予報は晴れでしたが、現場に向かう途中やや雲が多いのでちょっと心配しました。が、午前中はおおよそ晴れたのできっと良い写真が撮れたと思います。と言うのも、撮影中は写した画像を見せてもらっていないので。

Kさんに丁度一年前WAONの撮影をお願いしたときは、フィルムカメラとデジカメの両方をぶら下げて撮影されていましたが、今回デジカメ一本でした。以前はガシャガシャとフィルムの交換がどことなく職人っぽくて良かったのですが、デジカメになるとそうしたところがないのでどことなく撮影に臨んでいる実感が薄い感じがします。しかも建物規模からイメージしていた撮影時間よりずっと早く終わってしまったので、なんとなく不安になり。つい失礼とは思いつつも、何枚ぐらい撮ったのですか?。と聞いてしまった。
そやね,同じカットもあるけどおそらく100カットぐらいかな。選別して70カットぐらいを見てもらう事になるんとちゃうか。選ぶん大変やで〜。
これまでの撮影に付き添ってフィルムだと、撮影に1.5倍くらい時間を掛けて、カット数は30〜40カット。おおかた倍ぐらいのカット数と言うことになる。時間も短いから3倍近い計算になる。ひえ〜そうなんだ。

夜景の撮影まで間があるので、Kさんが現場を抜けた間に自分で撮ってみる。3時間ほどで150枚くらいになった。ただ帰ってパソコンで眺めてみると結構なんだか駄作が多い。そう思うとやっぱりプロカメラマンはスゴいものです。撮った枚数と出て来た写真の数はそんなには違いませんから。

でもやっぱりフィルムで撮ってもらった方が、なんだかお願いした甲斐があったりします。いくらプロにお願いしていてもコンタクト(フィルムのベタ焼き)が上がってくるまで、ちゃんと写ってんのかな〜っていう一抹の不安もまた楽しみだからでしょうか。やっぱり古いのかな。

チョコっとカレーとアニメーション

090215_113101

先週末バレンタインの日に、ヨメさんと義姉さんとで西宮にあるカレー屋さんで催された映画上映会に参加してきました。

西宮を中心に、関西のショップ、カフェ、ギャラリーなどで上映活動を行うグループ「ノマドキノ」をしばらく前に発見し、一度行ってみようと思っていたところ、たまたま事務所から歩いても行ける距離のカレー屋さんで上映会の案内を見つけので、早速申し込んだ次第。夜8時半からのスタート。上映はDVDをプロジェクターで映す簡素なものですが、映画好きそうな若い人達に紛れたオジサンオバサン?が店の一画を占領したわけです。観客は15名ぐらいでしょか。カレー屋さんの席に座って、少人数でまじめに映画を見るというのもなかなか面白いものです。見終わった後に美味しいカレーを食し、デザートまででてきます。

今回の演目はフランスアニメ界の巨匠ミッシェル・オスロの「プリンセスプリンス」。影絵のような手法で製作された短いアニメーションがオムニバス形式で6作品。どの作品もウィットにとんで、面白かったです。日本が舞台、しかも西宮が出て来たり。

写真は、この日にヨメさんとスタッフにもらったチョコ。ウィットに飛んでます?

090215_113301090216_090201

現場に一眼レフを持ち込んで。

raindrop

現場に一眼レフを持ってウロウロとする設計士は少ないかもしれない。普通ならやっぱりコンパクトカメラだろうなと思う。
半分趣味だと言ってしまうと身も蓋も無いが、3年ほど前にPENTAXist*DSを買ってから、現場に行くときはほぼ毎回持って行く様になった。昔に比べれば安くなったと言え、高価な品物だし、埃まみれになって動かなくなったら多分蒼白になるに違いない。でも現場でカメラに気を取られている様に見られるのは嫌なので、乱暴とは言わないが、丁寧に扱ってるとはとてもじゃないが言えない。
それでも、コンパクトカメラでなく一眼レフを持っていて良いとは思うのは、そんなグレードの高いカメラでは無くとも現場の人が興味を持ってくれること。初めは怪訝な顔をされることもあるが、しばらくすれば慣れて来て、そうすると今度はちょっと意識しているのも分かる。奇麗に写るんだろうね。と、子供の成長記録が気になる監督さんやら、昔はフィルムカメラを趣味にしてたよ。と大工さんが話しかけてくれることもある。ちょっとした、コミュニケーションツールにもなっている。
自分自身がどうかと言えば、コンパクトで撮っていた時よりも意識して現場を見る様になった気がする。うまく写そうとかでは無く、記録する限りは役に立つ様にしておこう。図面を引くとき現場を思い出せない時の引き出しにちゃんとなるように、そんな意識が少しだけ増したような気がしている。しかし図面を引く時に参考にする写真に限って、実は出来が良く無い。逆に言えば、そういう写真が増える時は現場の調子が良く無いって事です。焦っている証拠。なので、出来の良い写真が増えないと実は困る訳で、ちょっとした指標になっているかもしれません。

81LAB GALLERY

今日はマチに出るついで、気になっていた写真ギャラリーを覗きに行きました。
81LAB GALLERY
船場問屋街の南。どんな経緯でこんな具合に建ったのか。
建築屋心もくすぐる、今だと考えられない両脇挟まれた小さな古いビル。
偶然見つけた81LABという写真サイト。
フリーマガジンを発刊していて、しばらく前から定期購読していました。
届いた誌面を見ながらバックナンバーが欲しくなって、さらに興味が湧き、
機会があれば行ってみようと思っていた訳です。
実はこのエントリを書き始める前まで、作家のプロフィールとかよく見ずにいたのですが、
改めて見ると若い。主催者のお二人もひと回りぐらい若い世代でした。
新鋭の写真家たちが、集まってこのグループを支えている様。
採算のとれないだろうマガジンも自費出版だそうで、
若い世代の勢いに、正直感心してしまいました。
若いな〜。完全にオヤジ状態です。
ここ数年、デジカメやネットのお陰か、写真の世界は賑わっていると思います。
女性の写真家や若い写真家が、取り上げられるのを見る機会も増えたと思っていました。
そんな勢いを目の前に見た気がします。
こりゃ負けられん。ますますオヤジ状態に陥っています。

飛行機雲

HIKOUKI-GUMO

午前中は今年始めに終えていたリフォーム物件の完成写真を撮りに行きました。
事務所に使われている事もあり、延びていた撮影が今日ようやく終わったところです。
今回は自前での撮影、室内だけなので日曜日にあわてて三脚を揃えて、イザ。
でしたが、写真は難しいですね。
ファインダーを覗いているうちは、そこそこと思えていたはずが。。。
ふぉとしょっぷで、ちょちょっとしてから、ご覧いただけるようにします。く〜。
と言う事で、お楽しみはもうしばらく先と言う事です。
夕方は工事中の現場で配筋検査。無事終了。
職人さんが帰った後、何気に仰いだ空に飛行機雲が走っていました。

House [ I ]:飛行機雲

24 hours of Flickr

00.00.05.05.2007

ゴールデンウィークは皆さんいかがお過ごしだったでしょうか。
ヨメさんに相手にされなかった私は、イベント事が何一つ無く終わりそうな気配に一大決心。
なんて書くと大袈裟ですが、写真サイトflickrのイベント(サイト上の)に参加して、
5月5日の24時間を1時間毎に写真に撮ってみる事にしました。
( ちなみに、イベントは5日に撮った写真を一枚アップするだけです。 )
と言って、ヨメさんの寝てる姿を撮ってもしかたないので、夜中から近所をウロウロと徘徊。
勢い込んで始めて見たのは良いのですが、そのつもりの準備も無く、数枚も続けていればもう明け方。
突然決めた事なので、前の晩はヨメさんの家族と不用意に居酒屋で一杯。
モ〜ロ〜と眠気に襲われながら、馬鹿な遊びを始めてしまったと後悔しつつも、
(ヨメさんに)宣言したから止められず、そのまま一日を過ごした結果が24枚セットになっています。
お楽しみ頂ければ幸い。
一時間毎といっても多少の前後はご勘弁ください。

House [ I ]:躯体型枠はじめ

カメラ熱:クリーニングキット

HAPPA

先日の夜桜撮影会を共にした友人が、このところ、
それがきっかけかどうかで、にわかにカメラ熱が熱くなっている。
今日にも明日にもネットショップのボタンをポチッと押しそうな気配。
人が買い物に悩むのをヨコチョで茶化しながら楽しむのは、まったく嫌な性格かもしれない。
ま、それはお互い様で許してもらおう。
実際ウラヤマしいのだけど、写真仲間が増えそうなので、それは楽しい。
人がカメラに夢中になっているのに釣られて、ついつい自分のカメラが気になって来た。
自分と同じカメラを持っている人のブログがないかと探してみたりすると、
現行の新機種に乗り換えている人のブログが続々と。。。腹が立ってきた。
うう、ウラヤマしい。。。
今となってはひと昔前の機種だが、自分はお気に入り。活躍は十分である。
それどころかマニュアルを開けば、未だ使った事のない機構があったりで恥ずかしい。
話を戻して、愛着持って使っている人のブログもあったから、しばらく眺めていると、
CCD(デジカメのフィルムみたいなもの)の汚れの記述が気になった。
そう言えば、しばらく前からホコリの写り込みが気になっていた。
レンズの汚れかと思っていたが、気になって他の記述も読みふけっていると、どうやら違う。
去年末にメーカーからクリーニングキットが発売されていたのを見つけた。
コレだ。と思って、使用感を書いたブログを探す。親切に詳しく書いている人もいてアリガタイ。
自分でも出来そうだと思って、そのままネットショップへ。
梅田にヨドバシカメラができてから、随分ご無沙汰のソフマップのサイトに辿り着いた。
ムム、そう言えばポイントがキット残っているハズ。
確かめてみると、残っていました。ラッキー。
財布の紐は緩めず?ひと足先にボタンをポチッとしてしまった。

竹原義二×絹巻豊「100+1のイエ」展

いつも竣工写真をお願いしている建築写真家さんから展覧会のDMを頂いていた。
大阪に打合せに行く機会を利用して、覗きに行く。
「 竹原義二×絹巻豊 「100+1のイエ」展 」
 INAX the TILE space 2007年3月1日(木)〜3月17日(土)
竹原義二氏は関西の大御所住宅建築家。無有建築工房という設計事務所を主宰されている。
種?を明かせば、このワタクシは、この竹原先生の弟子の弟子。孫弟子?
そんな縁もありながらで、写真家の絹巻豊氏にほとんどの竣工写真をお願いしている。
撮影現場に立ち会って頂いた施主さんは、ご本人の人柄も憶えていらっしゃると思いますが、
甘いものが大好きな気さくなオジサンです。和菓子はめっぽう詳しい。
絹巻さんと馴れ馴れしく呼んでいたりしますが、関西の大御所建築写真家。
展覧会は竹原先生の101番目の家(ご自宅)までの、図面や模型。
そして、絹巻さんの写真が時系列に展示されていました。
共に置いてあったワタクシの師匠(竹原先生の弟子)の見覚えある図面を眺めたり、
勤め始めに覗かせてもらった住宅の写真が飾られてあるのを見ると、ちょっと懐かしかったり。
そうしていると、竹原先生の住宅を数多く手がけている工務店の社長が現れたりもする。
こんな時は、ちょっとした裏話が聞けたりで面白い。
絹巻さんの写真を眺め直し、こんな風に飾ってもらえるものを作らないと。と思いつつ。
最近お気に入りだと聞いている中国茶の差し入れでもして、気合いの入った写真を撮ってもらおう。
と、無駄な画策を胸に秘める。