大スズメバチの焼チュウと日本蜜蜂のハチミツ

大スズメバチの焼チュウと日本蜜蜂のハチミツ

信楽で立体造形をやってる友人から、写真の2品が送られて来た。
彼が趣味でミツバチを飼ってるのは、2〜3年前に展覧会に訪ねたときに聞いていたことだが、最近そのミツバチの巣がスズメバチに襲われたことを聞いた。で、スズメバチ退治のあとに捕まえたスズメバチで作った酒があるから送ってやると言うので、それならハチミツもくれと返事したら、本当に送って来た。

ハチミツは糖度が少し低いので発酵するかもしれません。通常のモノは常温でも3年とか5年とかいいます。はじめて日本蜜蜂のハチミツを食べたときは、ハチミツがこんなに美味い物かと思いました。

信楽で畑の土地にミツバチの箱が2つ有るのですが、しばらくほったらかしにしていたら、スズメバチが占拠していました!
それまではミツバチが出入りしていた風景が2日前にいくと一転!異様な感じでした。慌てて装備に着替えスズメバチ対決。20匹くらいの小型のスズメバチを捕獲しました。一群のミツバチは全滅。もう一群は強群だったので、かろうじて生き残り守りぬいていました。熱殺でスズメバチが数十匹ころがっており、当然ミツバチもその何倍も山盛りになって終わっていました。スズメバチ対決で網を使って捕 らえたスズメバチは焼酎に入れスズメバチ酒になります。ナカナカです。過去の4年物が強烈過ぎで、今回のものとブレンドすると飲み易いかも。
さて大スズメバチの焼チュウへの入れ方ですが、まず網で捕らえます。そして予め口の大きなビンに焼チュウを入れておきそれに網をかぶせます。ハチは上に飛びますから網の上に上がって来たところを指で弾いて下のビンに落とし込み焼チュウで溺れて鎮静します。時々網から逃げて怒って向かってきます。
だそうだから、どっちも貴重なこと間違いない。身を挺して作る酒だから、頂くしかあるまい。
送られた瓶を開けたらヨメさんが顔をしかめて遠くにやろうとしたものの、スズメバチをこんな間近に見る事もないから、ごっつうキレイな〜と、それはそれで感心していた。
今晩頂いてみることにする。

森のおはぎ

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ディスプレイにまず参ってしまった。昨日、所用で出掛けた豊中市役所の側(阪急岡町駅)で、こじんまりしながらも目を引く和菓子屋さんを通りすがりに見つけた。若いお母さんらしき二人の女性客がなにやら覗き込んでいる。近づいてみると、写真のようにおはぎがかわいく並んでいるだけ。創作的なおはぎは色合いも地味な感じもなく、質素ながらセンスの良い感じ。

店の奥から出て来たお姉さんに、変わってますねと言うと。みんなオリジナルなんですと返って来た。季節ものと言うおはぎは、小振りながら2百円を超す。ちっと高いな〜と思いつつも、オーソドックスなおはぎを入れて4種類買って帰ってしまった。

晩に義姉さんのマンションでヨメさんと3人で試食。おいしいやん、コレ。

店のしつらえと同じように、甘過ぎないアンコの素朴な味わいのおはぎ。これでもかって感じは無く。でも口にするとツブツブした餅米に微妙に雑穀を混ぜてあったり少しずつの工夫があって、意外な感じが嫌み無く、とてもさじ加減の良いお味でした。一同満足。

次の機会はなかなか無さそうですが、機会があればぜひ寄ってみたいお店でした。

映画「天のしずく」

一週間ほど前になりますが、「天のしずく」という映画を観ました。ご存知の方も多いと思いますが、NHKの料理番組でお見かけする料理家・辰巳芳子さんのドキュメンタリー映画です。と書きましたが、僕は正直どこかで見たことあるような。。。ぐらい。スミマセン。

しかし映画を観てなんと言うか、いろいろ考えさせられました。自然農法などの手を掛けられた食材で、ごく普通の料理をどこまでも丁寧に作る。農と食を通して思想を語る姿は、伝統を守る建築家や大工さんの様でもあります。
映画は、辰巳さんの主な料理と調理の様子を、食材にまつわるエピソードを含めつつ順に紹介して進みます。中でも「いのちのスープ」と呼ばれる辰巳さんの亡きご主人のために作られたスープは、その作法を習いに料理人、医療機関の方など全国から人が集まるのです。そして、そのスープに救われた方の物語が続きます。

そりゃその方がイイのは分かってるよ!と言ってしまいそうなひとつひとつの積み重ねに、ともかく安易さがなく、いい加減な簡単レシピ?で済ませようとする真逆な日々の食生活に釘を刺された。そんな感じです。(決してヨメさんの事を例えた訳ではありません!!!)いろんな意味で余裕がないと出来ないと思ってしまう。。。
自然素材〜伝統工法〜などなど。それらと程遠く、簡単レシピに流されている我が生業と重ねて観てしまうところが多数。チクチクした後味がします。ただそれも数ある味のひとつと言ってしまうとそれまでですが、決して忘れてもいけない味だとも思いました。
機会あれば是非、ご賞味ください。