緑も、人の都合で付き合わないコト:東野康仁商店

僕はガーデニングと言うと、NHKの園芸番組なんかをどちらか言えば思い出す口です。正直くわしくありません。ですが植物が苦手でも無く、どちらか言えば好きな方です。事務所にも鉢植えは少しは置いているし、家でも猫の額のような庭にコーナンで気まぐれに買って来ては植えてみたり、草刈はたまにしています。先日もゴーヤの苗をもらったので、育て始めたところです。で、にがうりのサイトを探して見ていたら、葉っぱも茎も食えるらしい事を知りました。知らなんだ。今は実よりもそちらに興味津々です。

それはそれで、今日は神奈川から来られた園芸屋さん?東野康仁景観調整事務所の東野さんと言う方の「住まうの座」での座談会を聞きに伺いました。とてもやんわりとした感じの方で、お話も楽しみましょう。好きにやりましょう。土なんか何でもいいんです。細かい事に捕われず、なによりも植物とのコミュニケーションを大切に、と言った具合でした。そうは言っても、持参された鉢植えやスライドで見る植物たちは、どれも素敵な感じです。鉢植えの鉢はほとんど古材や廃材利用の自作で楽しまれ、手を掛けてきれいに整った樹形がむしろスタイリッシュな感じさえします。やんわりとした話とうらはらに、結構シャキっとした感じがします。特別な樹種でもないのに、違って見えるのが不思議です。

草木も生き物。そう考えてみれば、好き放題に自然なままボサボサに放っとかれるより、たまには散髪してスッキリしてあげたが喜ぶのかな?話を聞きながらそんな気がしました。

ひとの前で話すのはムズカシイです。「 住まうの座 」

とたん、ばたん

2週間ほど前の土曜日に講座のゲストとして、住まいや設計の話やこれまでの自作の話、施主さんとのエピソードなどを、およそ2時間に渡って話をする機会を頂きました。こっそりと。

人前で話すのはいやはや冷や汗ものですね。なにしろどなたも真面目に聞いてくれますから。友達と話すとも学生に話すとも、まるで違います。あ、いやいや友達や学生がいつも不真面目だと言う訳ではありません。こちらがもし勘違いした事をしゃべってしまっても、世間知らずな事をしゃべっても、間違ってるよと話を止めてもらえるとは限らないし、過ぎた後では言い直すことは出来ない訳です。人間ウソはいけません。なんてことも言えないわけで、会場でテーブルに出して頂いたコーヒーにひと口もつけずまま過ぎてしまったのでした。

コレまでの作品の正面からの写真をいくつかをスライドに映し、来て頂いた方が興味を持たれたものを話して行くというスタイルで進みました。どんな事になるか分らないので、コレだけあれば大丈夫だろうとやたらと揃えたスライドも実は半分も使わずじまい。なので、なんとか話しで持ちこたえられたのでしょうか。気がつけば終了時刻。そんな恥ずかしい時間を過ごしたに関わらず、主催の「紡ぎ家」さんに素晴らしい講演録を残して頂きました。

住まうの座

第2回 « 住まうの座 < こちらに講演録をまとめられています。