町工場工事の経過・その2

 現場に来るたび様子が変わっています。職人さんがつぎつぎに入れ替わり立ち替わり、工事が進んでいる雰囲気をかい摘んでご紹介します。

階段手すりの取付けをしています。
踊り場の手すり部分。うまい具合に繋げてきますね。
倉庫内は鉄骨の塗装も終わり、クレーンが取付き工場らしくなってきました。
エレベーター工事の最中です。
あっと言う間にセットされるかと思いきや意外と細かい作業が続くようです。
電気屋さん、クロス屋さんが入り乱れて慌ただしい。
内装工事が落ち着いたところで、タイルカーペットの施工中。奥の床は配線用のOAフロアーがまだ見えています。
作業場の塗り床も終わっています。落ち着いた感じに仕上がってきました。
玄関廻りのタイルを施工始めたところです。
外部配管工事の様子。ここまで来ると工事の終わりが近い感じがします。
玄関のアルミ庇も既に取りついています。

 実は1週間ほど前に、若干の工事を残しましたが引渡しを終えました。中盤は懸念していたボルトの納期に工程の遅れがやや出ましたが、終盤の追い込みでなんとか当初の予定に沿って終わることができました。2週間ごとの定例会議には毎回施主さんも参加されながら、それぞれの協力のなか進めていくことができました。

 この場を借り、無事完成できたことを工事関係者の皆様にお礼申し上げます。ありがとうございました。
 しばらくすれば、完成写真をご紹介できると思います。お待ち頂ければ幸いです。

町工場工事の経過

棟上げ後、床コンクリート押えの様子です。

 上棟からしばらく経った町工場工事は随分進んできました。徐々に工事のスピード感が上がり、打合せ毎に仕上げをどんどん決めて行かなければいけません。設備の配線・配管工事も進んできました。

外壁のALCが取付きました。
倉庫の間仕切り壁もALCで区切られています。工場っぽくなってきました。
2階から吹抜けの倉庫を見た様子。天井からはクレーンが吊られます。
サッシも取付きました。3階の事務室ゾーンには吹付断熱を施しています。
倉庫正面のシャッター施工中。ますます工場らしくなってきます。
屋上の仕上げコンクリート打設前の様子。断熱材が敷き込まれています。キノコの様に見える立上りは、将来太陽光パネルを取り付けられるように準備をしています。

町工場の棟上げ

棟上げ

 鉄骨造の棟上工事が終わりました。建ち上がった後に現場へ伺ったので、クレーンが吊り上げる梁間を勇ましく鳶の皆さんが作業される様子を拝見できなかったのは少し残念。それにしても暑い最中での作業は本当にお疲れさまでした。
 去年から懸念されていたボルト不足がなにより心配でしたが、なんとか手配がつき、それでも予定から10日ほど遅れの工事となりました。

 ほぼ同時に進んでいる木造の住宅工事も、先週末に棟上げを済ませたところ。構造の違う工事を行ったり来たり見るのは、少し不思議な感じがします。

鉄筋と型枠工事

 鉄筋の組立は既に完了し、補足的なところで若干の抜けがあったものの配筋に問題なし。現場は型枠工事の最中です。場所場所では地下水をポンプで汲み上げています。基礎がもう少し深かったら、だいぶ難儀していたかもしれません。

 住宅工事ではなかなか見ることがありませんが、ここでは太い鉄筋を使っていますので鉄筋継手が溶接されています。立会は出来ませんでしたが、継手箇所には超音波探傷試験を行っています。

墨だし

 墨だし作業の立ち合いに行く。

 そこそこサイズの鉄骨造ともなると掘り方の終わった様子は、ちょっとした発掘現場のようだ。遠い未来に、過去の遺構として発掘されることもあるのだろうか?
 この後、柱脚の据付けや鉄筋工事が待っています。青、赤、黄にマーキングされたところは、それぞれ杭頭、柱、梁を表しています。
 もう間近に迫る梅雨に溶接作業が滞るため、監督さんはやきもきしているところです。

杭工事

 どことなく工事記録的な記事を書かなくなってしまってずいぶんなりました。令和になったことだし、もすこし建築士ブログらしく進めてみたいと思います。

 今、町工場の設計監理をさせて頂いています。しばらく前に地鎮祭を済ませ、今週から杭工事が始まりました。

 今日は、杭工事開始前の立会をして来たところです。今回、地盤調査で確認している支持地盤は地下およそ23メートル下の砂礫層。まず本番と別のカ所で試験堀をします。監理の内容としては、支持地盤の深さの確認、サンプルによる地層の確認、電流計による地層状況の確認、杭の目視確認、始めの本番杭の作業手順の確認といったところになります。
 実は、杭工事の立会は初めてでした。これまで運良く? 地盤には恵まれていたようです。杭の立会って?となり、前の晩に建築監理の教則本を拾い読みしておきながら今朝現場に向かいました。

 現場では、杭工事会社の担当の方からひとつひとつ丁寧に説明をしていただき、必要な内容も概ね網羅できていることを確認できました。
 ただこうした立会をしてもすべての作業工程を確認できる訳でありません。あくまで抽出によるサンプル確認ですから、その後のひとつひとつの作業においては工事に携われる方皆さんを信じるしかないところがあります。ましてや杭工事や基礎工事は地中に埋もれると、ほぼ以後は確認のやりようがありません。

 担当の方は、こちらからの具体的な質問、素朴な質問について明確に答えていただけました。そうしたやり取りにきっちりしていただけると、心情的にはつい安心してしまいます。逆に、欲しい答えが返ってこないとき、事務所に戻っても風呂に入っても、布団に入ってもモヤモヤ〜としています。

 今回改めて思ったこと。
地面と言うものは、つい固いものと思いがちです。こうした杭工事や地盤改良に立ち合うと、実はそうで無いことがよく分かります。今回の杭は総称では支持杭と呼び、地面深くの建物荷重を支持できる層まで柱を伸ばす工事です。支持されるまでの層は粘土であったりしますが、掘削ドリルは回転させるまでもなくストンと沈んでいきます。それを考えると地表に立つ建物は四角い立体物ですが、その支持地盤まで細〜い脚で建っているようなもの。なんだか実は白鳥の湖のバレリーナのようなのです。