断熱工事の検査を終了。

今日はようやく現場の断熱工事があらかた終わって、長期優良を兼ねたフラット35Sの中間検査を受けました。現場に着く前にすぐ近くにある工務店さんの事務所へ寄ったので、スタッフがひと足先に立合に向かいました。少し遅れて現場に着くとなぜか人影無く。しばらくしてスタッフが現れ、検査は1分で終わりました。あらそ、様子を見ればこりゃ十分と思うかもしれないが、ちょっと早すぎでは?

入荷の遅れたサッシがようやく入って、現場にも動きが出てきました。3ヶ月は完全に失った感があります。このところ急な暑さに気持ちがばてそうですが、ここでもうひとフンバリ。現場を去る直前には玄関ドアが搬入もされました。月が変わって、残りの工事をスマートに進め、停まった時間を取り戻したいところです。

現場の帰り、久しぶりに世話になった和菓子屋さんへ

このところ仕事の事をまるっきり記事にしていないから、なんだか設計事務所のサイトでないような気がしてくるのだけど、それなりに仕事はしています。

震災の影響で進みの遅い現場からの帰り、久しぶりに独立すぐ仕事をさせていただいた和菓子屋さんに立ち寄った。大型ストアが近隣にできて和菓子屋さんのあった商店街はすっかり人通りが減った。食い止めようが無い様子で、たまに思い出して顔を出す度にご主人はどうしても、そんな話しや商店街の内輪の話しが止まらない。
それでも帰りがけには必ず食べ切れないくらいにお土産を渡されてしまう。今日は払いますよと言っても受け取ってもらえない。そんな気前良くできる場合では無いはずなのに、人柄の良いご夫婦の言葉についつい甘えてしまう。
ご主人は以前パソコンに奮起し、分らないことがあるたびウチに電話がかかって来ていた。しばらく連絡無かったけど、きっとご自分で頑張ってるのだろうと思っていたら、もうやってもしゃ〜ないよ。と。5年持つかどうかみたいな話しが決して冗談ではなさそうで、人通りの少ない商店街には「人」がいない時代になっていくように感じてしまう。

翌日追記 >

大日 六甲生田堂そんな寂しい話で終わらんとってよ。とヨメさんに言われた機会なので、少しでも応援。グルメサイトに登録して、和菓子屋さんへのコメントを付けた。和菓子と言うと、どんどん高級菓子しか思い出せなくなってしまうが、身近に小さな和菓子屋さんは結構あるのだ。和菓子の世界は日本の素敵な文化でもある事をみんな知っているはずなのに、その存在を危うくしてはいけない。コンビニやスーパーで済まさず和菓子屋さんへ足を運ぼう!

 

大日六甲生田堂(兵庫 三宮・元町・神戸 / )|Alike.jp

ALCが取り付きましたが。。。

屋根下地とALC

鉄骨物件のALC(オートクレーブ養生した軽量気泡コンクリート – Wikipedia)取付け工事がほぼ終盤。写真は屋根/壁の取合い部分。排煙やら斜線やら法規に縛られ軒がほとんど出せないので、こうした形状になっています。

さてさて外枠はこうして出来上がり、ボリュームこそはしっかりと現れて来ましたが、地震の影響で工務店さんは資材の調達が困難な様子。なにから始めたらいいんでしょう。。。みたいな状態です。どこの工事もそうでしょうが、予算があって悠長に出来るものではないのですから、事態は本当に深刻だと思います。こちらからも良い知恵はなかなか出せるものでもありませんが、出来る事を見極め、しっかり仕事を続けてもらう為に意見を絞り出すことこそが唯一自分が出来る復興支援かもしれません。

垂木組の鉄骨屋根

タルキのC型鋼

鉄骨に印字された記号と寸法。棟上げの時、現場に運び込まれる材料の山をパズルを組む様にひとつずつ片付けて行くのは、木造も鉄骨造も同じ。材料の数だけ見れば通常は木造の方が断然多くて頭を悩ましそうですが、大きさと重さのある鋼材をクレーンで上手に組み上げる鉄骨造もまた違ったところで頭を悩まします。

今日は初めて屋根まで上がり、C型鋼の垂木で組まれた一部入母屋状の屋根をじっくり眺めました。思った以上に複雑だ〜と感じます。木造だと複雑であっても出来上がると四角い角材の組み合わせのためなのか意外にスッキリ見えるのですが、鉄骨は逆、鋼材自体が凸凹しているのでそんな難しくは無かろうと思っていいた所が、意外にこりゃ実際の製作となると図面も作業も頭がはち切れそうになるだろうな、と感じます。

これは難しいんですよ分って下さい。と言っていた鉄骨屋さんの顔を改めて思い浮かべました。ご苦労様です。

骨はやはり太い方がいいですね。

先週末に鉄骨物件の棟上げが終わりました。周囲にそれほど大きい建物がないだけに、ひと際大きく見えています。鉄骨のフレームが建ち上がると普段は少し華奢な気がしてしまうのですが、今回少しもそんなイメージがありません。がっつりと建ち上がった感じがします。

意匠を優先すると骨組みが邪魔になるイメージが、設計を始めたころにはありました。木造にしても鉄骨にしても骨太な様子をいざ見てしまうと、やっぱりしっかりした方がいいよな、って思えて来ます。震災に会うまで正直なところ人事のように思っていたかもしれません。今日も海の向こうで起きた震災の悲しいニュースが流れてきます。あまりに脆く崩れた建物の下に、あろう事か日本の方も巻き込まれています。

太さに安心しているだけではいけないのかもしれませんが、建物を設計する事の責任が本当に怖くなってきます。

地中梁配筋

地中梁配筋

ひさしぶりに鉄骨物件。本日は配筋検査でした。特に問題無く終了し、ひと安心。

仕事のほとんどが木造になっていたので、地中梁の配筋を見るのも久しぶりです。出来上がってしまうとほとんど見えない部分ですが、上屋と同じ様に実はこうして地面の下に梁があるのは、不思議な気もしつつもむしろ安心感があります。重量の軽い木造の基礎は一般に梁が曖昧な感じですが、ここまで大きくなくとも、本当はこんなふうに明解にあった方がいいのではないかと思えて来ます。