浸水被害に思う

 去年の台風21号、今年の台風19号と続けざま大型の台風が日本を襲ってきました。来年もまたこうした台風が来ないとも限りません。いやむしろ来るに違いありません。やはり地球温暖化の影響?でしょうか。
 去年の台風では、わが家も浸水被害寸前でした。ネットで過去の台風被害を見れば充分にあり得る事は分かっています。自分が生きている間? 正直そんな事になろうとは想像もしていませんでした。ところが、この年々の台風続きにヒトゴトでは無くなっている気がします。さらには震災・津波も控えている。

 街中の物件の設計をしていると施主さんから、昔この辺りはナニナニ川の氾濫があったから床を出来るだけ上げておきたい。と要望を受けたこともあります。それを聞いたというものの、どのくらい上げれば良いものかなかなか正確に判断できません。気持ち上げてみましたぐらいで本当に良いのか?
 わが家がもし水害に遭っていれば、玄関先で腰ぐらい浸かる可能性がありました。ちょっと上げたぐらいでは間違いなく床上浸水です。

 これまでなら庭のある住まいの設計を受けたとき、庭とリビングの一体化とか想像し床レベルを庭に近い高さへ下げたり、ほとんど高さの変わらない土間で過ごせるような計画を、気持ち良さそうでしょう。いいでしょ、さもうれしそうに提案していたとおもいます。
 しかし郊外それも川から2キロ3キロ離れたところで家屋が浸水している様子を、メディアで幾度も報道もされていることを知っています。自治体が開示するハザードマップの情報など含めしっかり周辺の地形を読み取り、敷地の安全な高さを確認できないと、安易にそうした計画をお薦めできないのだと改めて思うようになりました。

 このところムクムク防災意識高まるヨメさんから、西宮市がネットに上げている浸水履歴なるものを教えてくれました。海側のわが家はもちろんでしたが、ずっと丘にあがる陸側の事務所周辺も浸水履歴あり! え、そうなの? 少しはなれた賃借駐車場まで。おやおや、これでは買いかえたばかりのクルマが水没まではなくとも、オチオチしてられなくなりそう。調べてみれば、思った以上に分かるものです。

 浸水被害に遭われた方々が、少しでも早く再建できることを祈るばかりです。

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