旭マーケットと寿市場

 「播州織」で有名な西脇市は古くより織物業が盛んな地域ですが、昭和の戦後にそのピークを迎えたことで独特な街の風景が今に残っています。以前より仕事で来ることが多く車で通り過ぎながら、昭和レトロな建物群についつい目が向いていたにも関わらず、ゆっくり散策をすることなくいました。
 私事18年間仕事を共にした車を乗り換えることになり、最後にどこかドライブに行こうよと嫁さんを誘い、思いつき、西脇市にある日本最古と言われる木造アーケードを見に行ってきたところです。

 素人目で見たとしても現在の建築法規では、ほぼ再現のあり得ないだろう建築群です。一部家屋が撤去された様子のところでは、アーケードを支えるためだけの撤去家屋の柱が残っていました。別なところでは、崩れかけそうな家屋もあります。それでもまだ住まわれていたり使われているところもある様子。売家の貼り紙もありました。レトロ好きなひとでも、さすがに躊躇しそうです。

 懐かしさだけで残すことは難しいともちろん思いますが、時代を伝える風景がひとつひとつなくなってしまうことは、やはり惜しい気がします。
 ネットで検索してみると、つい最近でも紹介している記事や写真が見受けられました。にぎわいを取り戻すことが出来なくとも、なにか保存の手立てがあることを望んでしまいます。

 こちらもレトロカーと呼ばれるに後わずかなところでしたが、存続の手立てが立てられず、ああ無念。

町工場の棟上げ

棟上げ

 鉄骨造の棟上工事が終わりました。建ち上がった後に現場へ伺ったので、クレーンが吊り上げる梁間を勇ましく鳶の皆さんが作業される様子を拝見できなかったのは少し残念。それにしても暑い最中での作業は本当にお疲れさまでした。
 去年から懸念されていたボルト不足がなにより心配でしたが、なんとか手配がつき、それでも予定から10日ほど遅れの工事となりました。

 ほぼ同時に進んでいる木造の住宅工事も、先週末に棟上げを済ませたところ。構造の違う工事を行ったり来たり見るのは、少し不思議な感じがします。

棟上げ

上棟

 丁度1週間前に、木造住宅の棟上げが終わったところです。
 このところ晴天つづきの毎日です。雨が無いのは工事から見ればとてもあり難いのですが、今年は本当に暑すぎて大工さんは大変な毎日だった思います。2日目のお昼に現場へ伺ったときは、半分ほど建ち上がってできた陰の下で大工さん方はゴロリゴロリお昼寝してました。声を掛けるのも申し訳ないぐらいで、再開するまでコチラはこっそり近くのコンビニへ涼みに。

 今回の棟上げ工程は、1日目は準備の土台敷き。2日目がメインの建方工事。この日は大勢の大工さんが手伝いに来られ、棟梁の指示で一気に建ち上がっていきます。3日目は屋根の野地板や途中参加の板金屋さんが防水ルーフィング張りまで進めていただけました。

 3日目の夕方、工事が落ち着いたところで施主さんを迎え、ささやかな上棟式も行いました。家の四隅に米酒塩を盛り、御幣を掲げた中ほどに集まり施主さんと工事関係者で二礼二拍一礼。無事の工事を祈りました。