ムジボックスで事務所の片付け

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今週は慌てる仕事がないので、このうちにと事務所の片付けを始めています。この場所に引っ越し当初、何も置かず心清らかにお香が似合うような部屋にしてやろうと心密かにもくろんでいたのですが、その思いははかなく崩れ去りました。ありがたくそれなりにワタワタとしていたと言ってしまうと何ですが、片付ける間もなく時が過ぎ、このままではマズいと思っていたところ。たまたま、近いうちに旧来の友人が事務所を覗きに行きたいと連絡をもらい、こりゃ良い機会と断捨離計画に踏み込んだ訳です。

残念ながら捨てる技術に乏しい私は、足下に拡がる書類やら、空きの机に横積みされた図面がなんとやら。さらにガラクタ好きな性分で自分でもよく分からないものがゴロゴロしています。意を決して大枚?はたいて muji のカラーボックス(ムジボックス?)をネットで7セットも購入。今朝到着して午後から組み立て始め、ようやくひと息ついたところです。このムジボックス届いてみるとなんと軽いことか。結構ペコペコで、コレ本詰め込んで大丈夫かいな。引っ越し当初に揃えた Iris のカラーボックスはすでに緩やかな逆放物線を描いています。値段も値段だし買っておきながらそんな事を言っても始まりませんが、ムジボックスはこの軽さのおかげで難なく終わった訳です。これだと女性でも無理なく組み立てられるよな〜、この微妙な頃合いは狙ってるのだろうか?違ったところで感心。

さらに、もともと考えていた場所に据えてみると、普段の自分の居場所からどうにも圧迫感があって、4本積み上げるつもりを急きょ計画変更。がしかし、偶然にも部屋の間口に平置きした2本のムジボックスがピッタシ。1センチのスキもなし。これも狙っていたのか?まるで建築家のような納まりに笑ってしまいました。終わって眺めてみると、なんだか違和感が無い。
住宅の計画でも作り付けの収納や家具を描いた後に、果たしてこの場所で使いやすいのだろうか?まさしく違和感はないだろうか?と、生活の様子をどことなくイメージして見ます。しかし出来てみないとなかなか分かりません。持ち込みの家具とのバランスやら、結構悩むものです。
たまにこうした模様替えをやってみるのは、ええシュミレーションになりそうです。

東古瀬保育園:竣工式を向かえました。

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あまりご紹介もせぬまま一昨年から関わっていた保育園ですが、1月の末頃に工事は完了しました。そして今日の午前中、創設60周年を迎えた記念式典も兼ね、空も晴れやかに竣工式を向かえました。

新しく出来上がった遊戯室で、およそ50人ほどの来賓でしょうか。和やかにも華やかな式に参列させて頂きました。式のオープニングには園児さんたちの可愛らしい合唱と合奏(しかも上手)。自分が最初から最後まで関わった建物で、こうした場面に立ち会うのは実は初めて。うるる。ちょっとした感動がありました。子供達を見てなのか、建物に思いが向かっているのか、自分でも分からない具合ですが、やって良かった〜って感じです。
そして市長さんの祝辞と議員さん方の祝辞が続き、私と施工された前川建設の社長さんが舞台上で感謝状の贈呈を受けました。そして、たどたどしくお恥ずかしご挨拶をさせて頂きました。理事長先生・園長先生に祝辞を述べ、同席されていた監督さんに感謝を述べて壇上を降りてきたところです。
その後しばらく歓談の間があり、お昼になったところで厳かに式が終わりました。

今月の中頃、5歳児達はきれいになった遊戯室で卒園式を向かえます。そして緑が色づき始める4月には入園式。今日の子供達の演奏を見て初めて、住宅を通した個人との関わりとはまた違う、地域や社会に還元する建築の仕事というものを少し感じました。

写真のお線香は、園はお寺が母体と言う事もあり、「お寺さんらしく」と理事長先生から感謝の記念として頂きました。お高いお線香です。これでまた新しい発想を起こしてください。と笑われていました。

追記:
頂いたお線香をネットで調べてみたら、その商品は見つけられませんでしたが、この「伽羅(きゃら)」というのは、東南アジアで採れるのジンチョウゲの香木の中で最高クラスのものを指すと知りました。伽羅と書かれた商品は線香屋さんサイトで見るとひと束ン万円するものもあります。そうとはつゆ知らず折角頂いたのでと、何も考えずに1本焚いてしまった。う〜わ。
確かに帰りの車の中でもよく香るな〜と感じていたし、次の日事務所にくるとほんのりと良い香りが匂っていました。きらいじゃ無いので、自分でも時たま点けてみたりしてましたが、これは全く違います。
良き発想への計らいに、との事でしたが知ってしまうとむやみに使えません。。。。