基礎配筋検査と工場の刻み

今日は配筋検査とその後、工場での刻み工程での打合せ。
3月下旬の棟上げを目指して工事が進んでいます。現場は昨日内に瑕疵担保保険の配筋検査が問題無く終わり、こちらは一日遅れで配筋の確認に行きました。地業の時の様子と変わりなく、鉄筋工事も丁寧に仕事をして頂けていました。地業の状態が良いので鉄筋のかぶりの状態も良くわかります。今回は自分で配筋図も描いていたので、確認しておきたい点もイメージ通りになっているのかよく分かりました。まずは安心です。

現場確認の後、工場で刻みを進めている大工さんとの打合せ。工場には、刻みを終えた梁材が積まれています。傍らに、大工さんが描いた板図。ここしばらくプレカットによる機械加工が多かったので、こうして手で進めてもらえる様子はやはり嬉しい気がしてしまいます。と言え案の定、こちらが意匠上曖昧にしていた所が大工さんからの指摘事項に。プラス図面ミスを発見。早々に答えて置かないと迷惑を掛けてしまいます。

今回現場を実質担当していただけるF大工さんは、自称・気が長く良くしゃべる大工さんです。たしかに、駅まで送ってもらった帰り道はずっとしゃべってはりました。4人の子持ち楽しいお父さんです。仕事は不明なところはきっちりノートに書きながら質問されてくるので、真面目な方に違いありません。返事はあっても聞いてもらえてるのかどうか分らない大工さんより、正直安心してしまいます。

有難いことですが、その安心感とペースにこちらが惑わされない様にしないといけないかも。

美味しそうな板チョコになった地面を見て。

久しぶりの投稿です。写真の方も少し前。軸組模型を作って頂いていた住宅の現場の様子です。今頃は基礎配筋に取り掛かって近い内に配筋検査になりますが、写真はその手前、地業の様子を拝見しに行ったときのものです。

写真からも分る様にとても丁寧に作業して頂いています。基礎はコンクリートで覆われてしまえば、その出来不出来がどうだったか全く分らないものですし、配筋検査の時に伺っていても組まれた鉄筋の下にあるこの美しい板チョコ台地の様子は想像出来なかった気がします。きっと複雑に絡んだ鉄筋の状態にばかり目が行ってしまい、その下の様子にまで気が廻らないでいたと思います。基礎の様子を理解しておく事は当たり前のように思われそうですが、それに気がつくにはひとつひとつの仕事の流れをきっちり理解していないと、間違いなく通り過ぎてしまいます。鉄筋の身元やらコンクリートの強度やら事務的な監理も大切ですが、さかのぼって「仕事」を見る監理も大事な事。

この工程の時期に現場に赴く事は正直少ないのですが、たまたまのこの機会は、ひとつひとつ立ち返って現場を見る監理への反省材料になりました。どことなく清々しい気さえしました。