隣りのレーンは蒼く見える

お盆前、打合せ帰りの高速で渋滞に巻き込まれたと書いたのはついこの間のコトなのに、昨日もまた渋滞に捕まってしまった。
視線の向こう3車線のずいぶん先で、テールランプをチカチカさせている様子が見えたのは恐らく夜の8時を過ぎたぐらいではなかろうか。神戸付近。その時、真ん中の走行車線を走っていた。左の走行車線は結構手前から車が停まっている。右の追い越し車線は少し先で停まっている様子が見える。左車線を横目に少しそのまま少し走って、追い越し車線に移るかどうかを迷った。ちょっとでも早いような気もするが、その浅ましさが祟って先で身動き出来なくなる事もある。う〜んう〜んどうしようと思っている間に、目の前に停車の車が迫った。もういいや、ここは無難に真ん中のままいとこ。あっと言う間、四方は車に囲まれた。後は運に任せよ。
停まってしばらく余裕しゃくしゃくに音楽を流しながら周りの風景を眺めていたが、んんん右の車線の動きが活発に見える、どうも真ん中の進みが遅い気がしてきた。後ろにいた筈の左のトラックにもなんか抜かされている。あのマークは見覚えがある。いやいや待て待て、きっと逆転する筈。気を鎮めてそうしてしばらく、さっき抜かされたトラックが近づいてきた。よしよし。一体ナニがよしよしなのだけど。やっぱりよしよしと思ってしまう。全く心持ちが小さい。
そんな浮かれ気分も束の間、また抜かされて。確実に真ん中が遅く思えてきた。バックミラーを覗いてみるとずっと同じ車が後ろにいるし、その後ろでも車線を変えようとする車の様子は無く、真ん中レーンはとっても真面目に並んでいるように見える。ここでどちらか車線に割り込もうとすれば、ずいぶんお行儀が悪く見えそうな気がしてしまう。
あ〜やっぱり右車線に移っとくんだった。馬鹿な後悔を始めて、うんんううん、車よりも自分の方が唸っている気がして来た。

その後高速を降りたのは9時を過ぎた。その時間なら普段は混まない事務所までの間も車が詰まっていた。高速の渋滞の影響だろうか。う〜んん、すっごいエネルギーの無駄使い。

大文字納涼会2011

京都の夏の風物詩「大文字」の日、3年ぶりに「BlueWind21」にヨメさんとお邪魔しました。8月16日はこの屋上で大文字を見るのが恒例でしたが、去年一昨年は伺う事ができず、施主さんそして3人の子供達とも3年ぶりの再会です。夕方頃に伺うとプチバーベキューをご馳走になり、ビールを飲みながら大文字の点火を待ちました。

この住まいが完成し10年が経過しました。少々味が出始めましたが、一歩中に入ると変わらぬ様子に感無量です。子供達が大きくなっている事だけが、唯一時間を感じさせる気がしてきます。さらに10年が経ったとき、一体どんな風になっているのだろうか。それとも全く変わらないのかもしれません。いずれにしても楽しみに違いありません。

清々しい気分で事故渋滞

打合せ先の周囲の風景は青々とした田圃が広がり、風にそよぎ波打つ様子で心持ち暑さが和らぎます。緑が広がる風景を目の前にすると、普段街中にいるからでしょう、つい足を止めて見入ってしまいます。小学低学年の頃はこうした風景に囲まれて過ごしていました。学校までの道のりは遠くて炎天下で隠れるところの無い田圃道はどちらか言うとつらいイメージがその時分にはありました。今日は車での通りすがりですから、同じ様な風景を目にしながら全く逆の気持ちが湧いてきます。面白いものです。

放射能のニュースを見る度少し悲しい気持ちになりますが、この美しい風景が一変した時に一体どんな気持ちで見る事ができるのか?正直、想像がつきません。

打合せの後ちょこっと写真を撮り清々しい気分でいたのですが、帰りの高速で事故渋滞に巻き込まれ一時間ぐらい余分に掛かりました。夕方にある事務所での打合せに間に合うかだんだんと焦りが積もりはじめると、頭の中は田園思考から街中思考に切り替わりイライラとしてきます。まるで洗い流した汚れが舞い戻ってきた気分。

盆休みの間、きっと大勢の人が同じ様なこの相反する気分を味わうのでしょうね。意地悪いですが、それを分って行動する人の所業は、想像するとちょっと面白い気がします。