行き帰りはてくてくと。

西宮港

忘年会で運動不足な話になったとき、通勤の行き帰り歩けばいいやん、ちょうどええぐらいの距離やないか。と友人に言われて、せやなやってみよ。心に決めて実は年末から事務所の行き帰り30分を歩いている。おかげでスガスガシイ朝を迎えることが多くなった。最近は寒くて布団から出られずに焦るコトが多いのだけど。

夏に事務所を移転して実は一番困ったのは、ゴミ回収が朝早い事。週二日、事務所前のゴミ置場に回収車がやってくるのが8時15分から30分の間。なので、なんとしても8時15分までに着かないと事務所にゴミが溢れて行く。ただでさえ早出になったのに、ゴミの日は歩くとなると7時45分には家を出ないと歩いて辿り着けない。だから週一度は8時15分までに事務所に着いている。

ゴミの日以外に家を出るのが8時に差し掛かり、テレビから「てっぱんダンス」の曲が掛かり始めるとためらい始め、そのまま15分の朝ドラから離れられなくなる。その上8時15分からの「 あさイチ」の特集に目がくらむと遅刻というハメになってしまうのです。職人の皆様スミマセン。

寒くなったり、暖かくなったり。

篠山

天気に振り回される日が続きます。

検査の申込に久しぶりに三宮にでた帰り、気になった本を探しにジュンク堂に寄りました。目当ては雑誌のバックナンバーなので見当たらず、そのまま立ち並ぶ書籍に目が移ろう。お、こんな本がある。おやおや、こんな本もある。ついつい手が伸びてしまい、ついには本を抱えてカウンターにならんでしまう。本屋は財布の敵です。

最近は今の建築家の本よりも昔の建築家の本もしくは昔の建築家の事を書いた本に触手が伸びています。先端な事に興味が薄れているワケではないゾと思いつつも、今時の建築は薄っぺらいなんてソッポを向きはじめている自分は、実は歳のせいかも。だとするとだいぶ危ない兆候です。

ねずみと大根

建物が面白いですよと知り合いの方からのお誘いを受け、篠山を拠点に活動される才本 謙二さんという建築家の事務所に伺う機会をいただきました。売家になっていた築80年ほどの洋館を事務所に改装されています。それと和風の住居部分と蔵があります。なんとも贅沢な事務所です。寒い暑いとおっしゃってもうらやましい限り。普通な建築のお仕事と合わせ、丹波篠山の古民家再生をされています。才本さんから貴重なお話をいろいろ伺うこともできました。

帰り際、や、ネズミ!

改修の時の左官屋さんが「こて一本」漆喰で作ってくれたそうです。手に取っても今にも動きそうなほどリアル。見せて頂いた建物を越え一番の驚きでした。ねずみと大根は縁起がよいそうで、才本さんが大根を吊るそうかなと言ったところ、左官屋さんがねずみだね、と作ってくれたのだそう。粋ですね。

ところで到着前「おろし蕎麦」を近くのおいしいそば屋さんでいただきました。こちらも美味に堪能。薬味に付くおろし大根が辛い!。先のねずみと大根の由来をネットで見ていたら、なんと、辛味大根をねずみ大根とも言うのだそうだ(正確かな。。。)。今年初めて一面の雪も見れたし、実は本日いろいろ縁起が良かったのかもしれません。

ひこねのよいにゃんこ

暖かそうな写真だけど、寒い話。

ヨメさんが義姉さんに買って来た「ひこにゃん」ではなく「ひこねのよいにゃんこ」。よめさんも「ひこにゃん」と思って買って来たらしいが、残念ながら「ひこねのよいにゃんこ」。

デザイン活動に携わっていながら、この事を知らなかったのが実は恥ずかしい。キャラクター管理にずさんな彦根市に、作者の「もへろん」さんが改善を求めたが聞き入られず、やむなく著作権侵害を理由に調停を申し入れた。「ひこねのよいにゃんこ」は、彦根市が著作権を持つパターン以外の創作を認められ、誕生したキャラクターなのだそうだ。「ひこにゃん」もホンモノだけど。「ひこねのよいにゃんこ」もホンモノ。と言う訳だ。

デザインという知的生産がなおざりにされるのは、文化意識に乏しい証拠。自治体がそう言う事をしては、国としての文化程度がしれている事を表してしまう。どこかの国の模造品を批判出来なくなるではないか。それに苦しんでいる自治体も多くあるというのに、身内でそんな事をしては悲しい事だと思います。

熊野古道麦酒

熊野古道麦酒
熊野古道麦酒

夕方に山好きの友達が事務所に立ち寄ってくれて、ヨメさんに酒粕のお年玉を頂いた。行って来たばかりの熊野古道の話が出たので、しばらく耳を傾けるのだけど、かなり本格的な彼の話は吉野から熊野に行って四日振りの温泉浸かって高野山まで向かうとか、奈良の県境を一周しようかな、なんて話に膨れてしまう。庄司さん行く?その度、いやいやそれはご勘弁と毎回なってしまうわけです。

旅行の帰りに買った地ビール。ラベルがなんか格好良いですね。

勝浦・那智滝

大晦日〜正月に家族で和歌山・勝浦に行きました。元旦は午前中チャーターのタクシーガイドで近くの観光名所を駆け足巡り。青岸渡寺と那智滝に詣でました。たまに来るにはいいけど住むのは大変やでとおもろいタクシーの運ちゃんの話に耳を傾け、写真のような快晴に新年早々すがすがしい気分に浸れた次第です。

泊まったホテルの部屋名がそれぞれ変わった漢字が当てられ読めずにいましたが、那智四十八滝の名にちなんでいると分りました。それも運ちゃんのお陰です。それで、ちょっと四十八滝についてネットで探してみたら、この那智には60余りの滝があるに関わらず、神道を主にした秘密性の高い行場であり禁足地であったため、平成になるまで四十八滝の所在さえも不明だったのだそう。ホ〜、なんと神秘的な。出不精のヨメさんが珍しくココならまた来てみたいと。高野山や熊野神話に憧れる僕としてはシメシメと言った感じです。

ただホンマ寒かったです。大晦日の晩に入った露天風呂には、寒さで笑いが出てしまうほど。湯面に立ち上がる湯煙に視線を近づけると、寒波の空を飛んでる気分でした。

足場が外れて、あともう一息。その二

足場が取れて勇姿を現した住宅。その夕景です。白くてスマートと言うよりも、ちょっとイカつい感じですね。

昨日来た時はお昼間で、良い天気で壁の白さに目がくらむぐらいまぶしく、正面の道路は照らされて明るく感じました。今でこれだと夏は眩しくて南入りの玄関に辿りつけないんじゃないかと心配してしまいます。結果、真っ白な姿となりましたが、実のところ計画当初は真逆なくらいに暗めなイメージでした。それはそれで良かったかも知れませんが、こうして出来上がってみるとそんな経緯をすっかり忘れるぐらいによい感じに仕上がりました。

足場が外れて、あともう一息

本来の主役は、快晴の中、花の奥にかすかに見える白い壁の住宅です。昨日ようやく足場が外れました。正面から見ても白い壁が際立っています。施主さんに白い家は初めてですよね〜。と言われた所。だからなのか、そうではないのか、これまでともまた違った印象の住まいになった気がします。

時間が掛かっただけ忙しさに流されず、設計も監理もいろんなところで勉強になり、いろんなところで考えさせられました。自分ではどちらか言えば基本に立ち返りながらと進めたつもりでいたのですが、どうやら廻りにはそうとは受け取ってもらえず、なかなかムズカシイものです。それもあと僅か。いただいた時間を無駄にせず、最後まで気を緩めずにやるしかありません。

内装では、今日、建具が取付けられ始めました。

「大吉」を疑うべからず。

昨日は商売繁昌のえべっさんにすっかりしてやられ、「おめで鯛みくじ」を夫婦ともども買ってしまいました。こりゃ〜えべっさんと関係なくありそうです。みくじの中身は、案の定「大吉」でした。。。

その最後の一文を今見返すと、「このみくじにあたる人は、何事にも心を悩まさず、信心が第一」とある。すでにみくじを疑ってしまった自分。あっけなく「大吉」が遠のいてしまったかも! 「吉」とするも「凶」するも、日頃の行いですね。何よりも先ず反省が必要なスタートになりました。