「ソーシャルネットワーク」を観てきました。

ゴミ処理場(西宮)

昨晩「ソーシャルネットワーク」を観に行きました。ネット社会の激動を映し出す濃密な展開とスピード感は、秒単位で技術革新するハードウェアとソフトウェアの中で振り回される人間模様とも思えました。トシいったのでしょうかね。スゴいなアと憧れつつもどこかついて行けない感は、毎度毎度のアップデートは勘弁してよどこまでもついて行けないです。と思う日常に重なります。

先日、ほぼひと時に液晶モニタとプリンタを購入しました。長〜〜〜いこと使ってた事務所のブラウン管モニタとプリンタがさすがにヤバくなり、叩いてもこそばしても言う事を聞いてくれず。さすがにこれは引退させなアカンなと観念しました。モニタはおそらく10年以上。プリンタもほとんど変わらないぐらい。よ〜頑張ったと言ってやらなアカンのでしょうね。

しかし新しく買ったモニタとプリンタは合わせても5万円にならない。今どき当たり前なのかもしれませんが、この価格でこの性能!?驚いています。マックを始めた当初もどんどん下がる値段を雑誌で観るたびに嫌気がさしましたが、未だこの状況は変わっていないことを実感しました。まだまだスピードを落とす事を許してもらえそうにありません。この世界に果てはないのでしょうね。いや〜大変です。

プレゼントの開封にも思える養生はがし。

杉の床

昼過ぎ、大工仕事がほぼ終わりになったので少しだけ現場に寄るつもりが、スッカリ夜までいてしまった。大工さん達が引き揚げ前に掃除と養生を外しはじめだすと、今まで倉庫の中にあったホコリまみれの包みの中からつぎつぎプレゼントが出て来るかのように思えます。現場では出来上がった順に傷がつかないよう養生されてしまうので、タイミングを逃すと出来上がった様子を見る事ができない。写真のこの箇所の杉板フローリングも今日はじめてのご対面。一部では見ていても全貌がつぎつぎ現れてくる様子にうきうきし、現場を離れず、ついに養生はがしを手伝い始めてしまった。

大工さんが気を使った仕上りが、見事な出来映えとなっています。

格好良い現場小屋

 

現場小屋

 

水門工事と関連があるのかどうか分らないが、おそらく同じ治水工事のための現場小屋が、水門からしばらく北側に行ったところにある。これがなんだか基地っぽくて格好良い。川の上に掛かったコンクリートスラブの上に建っているので、南から見ると川の上に建っているかのよう。

トップライトの明かりが暖かく。

トップライト

完了検査は終わったものの意外と細々残って、スッキリするまでもう一息。トップライトのお陰で中はほんのり暖かく、冷たい風のが吹いていても中に入ればホッとします。月が変われば洗い屋さんが入る予定なので、それが楽しみ。

ストーブとコンクリート

水門工事

自宅近く、西宮港の入り江でしばらく前からごそごそと大掛かりな工事をやっていた。対岸に大っきなクレーンやらが常駐し、気がつけば海水をせき止め何やってんだろうと気になっていたら、鉄筋が組まれていた。普段はバリケードで囲われて近くに寄れず、いまひとつ様子が分からなかったのだけど、立て看板を見つけ水門を造るのだと分りひとしきり興味津々の毎日です。夜遅く事務所の帰り、普段は真っ暗なのにこの日はブルーシートに囲われて明かりが灯っていた。人気が無かったのでこっそり近づいてみたら、現場の中程にストーブが煌煌と焚かれていた。コンクリートの打設が終わったんだと分る。

実はコンクリートも寒さに弱いのです。なので冷え過ぎない様にしてあげている。夏だと水浴びさせて、表面が極度に乾かないようにしてあげないといけない。ブルーシートをかけてあったりもします。出来てしまえば石と同じようなものの気がしてしまいますが、コンクリートは化学反応で硬化するあくまで建材なのです。簡単に書いてしまえば、コンクリートの打設も人の過ごしやすい季節にするのが一番よい。家の工事も春先からスタートして気分良く基礎工事を終えるのがベター。そう考えるとちょっと面白い気がします。

役所の屋上でスパイ大作戦

大津市役所の屋上

屋上に一人の男。携帯を手に、ヘリコプターでも呼んでいるのか!?
なんでこんな所に、なんでこんなに堂々といるのだろうか? ついさっきまで、大津市役所の上下水道ガスの窓口で僕の前に座っていたのに。なんで?。。。それはともかく、まるで映画みたいなシーンだったので、つい盗み撮りさせて頂いた。

ところで、モダニズム建築の重量感ある大津市役所はなかなか恰好よいのです。もう少し明るい内に時間が余ったら写真を撮って廻ろうと思っていたのですが、暗くなってしまったので今日は断念。コンクリートの造形が複雑で陰影の深いシーンがあちこちで楽しめます。古め建築が好きでご存知ない方は、用が無くても行ってみて損はありません。

懐かしいスチールサッシの納まり

築四十年弱のモダンな鉄骨ビルのリフォームをさせて頂いている。事務所兼住居。

その現場でガラスもパテで押えられている懐かしい形のスチールサッシが使われていた。丁度解体に取り外されていた障子が立て掛けてあったのでお勉強に記録。当時なら一般的な納まりのサッシだけど、こんな手の込んだ鉄細工を今やろうと思ってもなかなか出来ない。鉄の障子は重いので吊りの戸車で可動させている訳だが、障子の下が重なりあって気密を確保するよううまい具合になっている。たて枠もかみ合うように工夫されている。

なんと言っても一枚一枚手作りの職人技なのだ。それが40年も使われていた。それだけでも感動的だと思う。先日書いた白鹿館にもスチールサッシがはめ込まれていた。今のアルミサッシにはない味がある。普段の何気ない風景の中に当たり前にあった手技がどんどん無くなって行く。経済性でそれを排除していく一方で、ブランド化された手作り品が人気を呼ぶこともある。特別な必要はなく、ごく自然に手作りのモノが身の回りにもっとある方が良いと僕は思うのだけど、それを許してもらえないのが残念でなりません。

白鹿館〜後悔先に建たず〜

白鹿館

自宅近くにある「白鹿館」という昭和の名建築が今まさに無くなろうとしている。80年に渡って操業されてきたビン詰め工場だそうだ。以前、コンクリートと鉄骨の見事な架構が建築雑誌にも紹介されていたのを憶えている。

地元人であるヨメさんに昔から、アンタ建築家やろ、はよせな無くなんで!見学申し込んでや〜!と度々言われていたし(一度は見ておきたいと自分も思っていながら)ヨメさんの忠告を聞き流していたのが悪かった。しばらく前に解体工事の標識と工程の通知が貼ってある。あ。う。こりゃいかん。今朝、通勤に正面を通り過ぎようとしていた時に中からガシャンガッシャン、ガラスの割れる音が聞こえて来るでは無いか。あぁ、もうだめかも。。。手の込んだ正面の造形や時代を思わせるスチールのサッシが朝日に眩しい。

保存を訴える人や、解体前の見学会がそれなりにあった事を今頃になって知った。とても情けない。

いずれこの工場に代わって建ち上がるのは、味も素っ気も無いマンションだろうか?跡地の利用については知り得ないが、歴史・文化に残るものであってほしい。

完了検査が終わってひと安心。

リビング見上げ

相変わらず、検査の立合は緊張する。悪い事をしている訳ではないから後ろめたい事はない筈なのに、事が起きてアタフタしてきた(!?)トラウマに捕われているのかもしれない。朝一番の検査を一人で受ける。いい天気ですね〜とか言いそうなニコニコ顔で検査官の後ろについてまわる。そんな功が奏して?無事終了。今日は、これで仕事は終わった気分。

ただ工事はまだ外構が残っているのでもうしばらく続くのだけど、検査が過ぎればこの後はお気楽気分で現場に行けるのが嬉しい。毎日寒くなりそうな事を天気予報は伝えるけど、このところの晴天続きで日中は暖かくなった。クロスが貼り終わって陽がまわる明るい現場をウロウロしながら、改めて出来上がりを確認する。