お寺の落ち葉、朝の事務所前で

朝、事務所前の路地に隣りのお寺の楠の落ち葉が溜まっていたので、箒で掃いて集めていたら、通学途中の小学生たちに挨拶される。母親に連れられたかわいい女の子にも共々「おはようございます」と声を掛けられ、挨拶を返す。路地裏の朝の日常といった感じ。

面白いことに、自転車に乗って事務所に着いただけの時だと、そんな風に度々挨拶をされるわけではない。落ち葉を掻き集めている姿だけで、良心的なおじさんにでも見えるのだろうか。朝からそうして声を掛けてもらえるのは悪い気がしない。なんとなくすがすがしい。

お寺の楠は大木で若葉の生え変わる春先は、これでもかと思うほど落ち葉が溜まる。普段は2軒隣のおじさんが文句を言いつつせっせと掻き集めているので、こちらが「いつもすみません。ありがとうございます。」と言いながら事務所に入ってしまうのだけど、今日はちょっと早めに着いたので気分転換に良心的なおじさんを演じてみた。たまにはいいかもしれない。

的中された高気密・高断熱への誤解?

不動産屋さんとの仕事に関わって、ある意味、設計者が如何に情報に無頓着かであるかを感じることもある。商品として売れるためには、何を取り入れ、何を切り捨てれば良いのか。無用な意匠にこだわる設計者よりも、ごく当たり前にユーザーニーズに応えようとしている。もちろん、別な面では眉をしかめたくなる事もある。
どちらが正しいと言うものではないけれど、 設計者であれ、不動産屋であれ、見る側面は違えど正しい情報、正しい知識を身につける事は、当たり前な事だと思う。

なのだけど、今日は完成後の手直しで雄琴の物件への行き帰り、高気密・高断熱の本を読んで、なんて浅はかな知識でいた事をまたも思い知る。事務所で断熱材の話題になり、その後たまたま見つけた高気密・高断熱に詳しい設計者のホームページを読み、とても気になったので、その方の著作を中古本で仕入れ電車のなかで読みふけっていた。

関東以西の設計者にありがちな高気密・高断熱への誤解。。。そんな風に書いている著者の文言にいくつか自分自身に思い当たるフシがある。おっしゃる通り誤解していると言われても仕方がない気がした。
しばらく、高気密・高断熱のお勉強をしてみようと、思った本日でした。

究極の「100年住宅」のつくり方」野平史彦(ぱる出版)

地階打設まで

1階床版と地階壁のコンクリート打設が無事終了しました。写真は連続した玄関庇とバルコニーの部分。

地階と言っても見かけは1階です。道路と敷地の高低差があるので、前半分が法規上の地階となっています。周辺の建物のほとんどは上がった敷地に玄関があるのですが、この住宅では、この地階部分からアプローチするようになっています。なので感覚的には3階建て。玄関脇の壁は打ち放しの予定なので、うまく打ち上がるかハラハラしています。

電気や設備の配管を進め、高低差の複雑な基礎高さを慎重に進めています。5月連休明けの棟上げで、木造本体がうまく載ってくれるかもドキドキします。