トップライトのガラスがはまりました。

glazing work

今朝少し早めに現場に着くと、正面のハメ殺し窓とトップライトのガラスをはめにガラス屋さんが来ていました。おもむろに横たわるトップライトのガラスは想像以上にかなり大きいです。

正面の三角窓は二つに割ったガラスが既にはまって、サッシとの間にバックアップを詰めシーリングの準備をしていたところでした。しばらくして、トップライトの設置に取りかかり始めました。その様子を写真に撮ろうとしていたのですが、三人の力持ちそうな職人さん達でも重さによろけつつ。。。おもわず手伝いに廻ってしまいました。ガラスが屋根に上がったところで、屋根に上ってにじりよるのですが、45度勾配はかなり怖い。。。職人さんが滑り落ちないかハラハラしながらカメラを向けました。

明日、光触媒のコーティングをすることになっています。

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アイシネン吹付け断熱工事

heat insulation work

外壁が貼られた数日後、吹付けタイプの断熱工事が進められました。アイシネンという製品を使っています。この断熱材は以前から使ってみたい材料のひとつでした。断熱材マニアとも思えるような熱心な営業さんが10年ぐらい前から事務所に通っていらっしゃったのですが、ちょっと割高なこともあって、なかなか採用に踏み切れずにいました。今回はいろいろ縁あっての採用です。

類似製品が多くある中でこの材料がどれだけ違うのかを説明するのは、正直難しいのですが、生涯保証を謳うメーカーの自信の程を期待するばかりです。あれこれ取り寄せて勉強はしたものの、結局は営業さんの説明を鵜呑みにしてしまう調子良い設計者なだけかもしれません。ただ、吹き終わった製品を手で触ると他製品よりも柔らかい感触があります。

見えないところに何処までこだわるか。またこだわれるか。金額があっての建築設計ですからアレもコレもとはいきませんが、生涯住んでもらいたい住まいに、ひとつ何か良い物を使えるだけでも安心感につながって行きます。

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続きに吹き込み風景の動画を載せてみました。
ひと吹きするだけでみるみる膨らむ様子は、初めて見るとちょっと驚きます。 続きを読む

フレキシブルボードの外壁

external wall

先週の始め、外壁の仕上になっているフレキシブルボードが貼られました。鎧張り風に45センチ巾の短冊にしてもらって、下から順々に重ねながら貼っています。

窓の位置はを短冊の割付に併せて設定していましたが、貼られてみるまでピッタリ揃っているかが心配でした。現場で貼り上がった壁を見上げると、ほぼ図面通りの位置に納まりひと安心。普段こうした材料を貼り慣れない大工さんが3人掛かりで、数ミリ単位の誤差も気にしながら丁寧に進めてくれました。

真新しいセメント質のボードは、今は晴れた日には薄グレーの均質な感じとても奇麗ですが、経年変化で適度に味が出て来る事も期待しています。倉庫っぽいイメージを期待された施主さんの意向に、将来も裏切らずにいてくれるとよいのですが。

external wallexternal wallexternal wallexternal wallexternal wallexternal wall

ものつくりの心:竹中大工道具館・赤尾建蔵先生講演

laminated lumber

先日すまいがっこうにて、竹中大工道具館館長・赤尾建蔵先生の講演を聴きました。とても分かりやすく充実した話の内容にのめり込み、1時間半の講演時間があっと言う間に過ぎました。

大工道具を通した技術の歴史を遡りながら、現在に至る木造建築の有り様を改めて考えさせられます。その昔まだ道具が未成熟だった頃、木を石で加工するには柔らかい木を選ぶとへこんでしまうばかり、そのため敢て堅い木を選んでいたと言うだけでも、自然の摂理に沿ったものつくりをしていたと分かります。人は自然と対峙しながら成長していきました。
鉄を加工できるようになって刃物が生まれた時代でも、 当初はまだまだ石の延長で木を加工していた訳ですから、木の癖や性質を見極めながら適材適所に建築をするようになって行きます。だからこそ法隆寺は今も健在するのであって、もし時代を経て近世に建造されていたとすればその姿は変わっていたのかもしれません。今に残っていないのかもしれません。
道具が発達し加工技術が進化するにつれ、作業も分業化されより合理的に作られるようになります。しかしその一方で材料を都合の良いように扱えるようになり、建物の寿命は短くなったといっても過言ではなさそうです。1300年を過ぎる法隆寺がある一方、江戸時代の建物は600年しか(も?)持たないのだそうです。

たとえそうとしても日本の大工道具の発展を見ると、より合理性を求めた海外の道具に比べると、建物がより永く持ちこたえさせるための木造建築の技術の継承を現しているように思えます。大工技術の伝承は精神性にまで高められ、道具は禁欲的で装飾がないのは今も変わりません。海外の道具はプロダクトデザインとしての発達は優れていますが、自然との対話を置き去りにしてしまったようにも思えます。

そんな赤尾先生の話を聞くと、ホームセンターで手に入る今の電動工具で作られる住まいが一体どのくらい持つのだろう。集成材や積層材などの、当たり前になってしまった今の木質材料は一体どのくらい持つのだろう。1000年2000年持つ様な建物を設計できるなど考える必要はないのかもしれませんが、今考えるべき事は本来何なのかを問い直さなくてはならない気がします。机に向かっているだけの設計では、いつまでも建物を知ることはできないかもしれません。

話はそれますが、ご講演いただいた赤尾先生がボランティアで関わられているネパールの学校建築で、先日「国際石材建築賞」を受賞されました。おめでとうございます。

外壁の下地

inside of the outer wall

外壁の下地が一気に重なりました。防水シートにはタイベックシルバーを使っています。以前、別件の大工さんからこれを貼った夏の現場は全然違うと聞いていただけに、遮熱効果に期待しています。メーカーの解説では冬も効くそうだが。。。
一般的に使われる他メーカーのシートより割高なのですが、そんな訳で、大工さんはオレたちが貼っていいのか? と言いながらバシバシ貼り上がると、心無しか上等に見えたり。気分だけかもしれませんが、少しばかり厚みがあるこのシートはどことなく安心感が漂います。
さらに外壁の仕様を踏まえて、通気層を挟みながら2重にシートが貼られています。

トップライト廻りやバルコニー廻りも同時に進みだしました。建物の外形が随分と分かる様になって来はじめています。今月の内には外回りの大筋はほぼ完成の予定。

inside of the outer wallbalconytoplighttoplightcanopy supportwaterproof sheet
inside of the outer wallinside of the outer wallinside of the outer wallinside of the outer wallbalconyinside of the outer wall

雨降り地鎮祭

JICHINSAI

昨日は午後の始めに地鎮祭でしたが、式を始めた所ににわか雨。先日の棟上げ式も雨。 どうも、雨男は近くに潜んでいるとしか思えない。朝、現地に向かう時には、天気予報はハズレて快晴と思っていたのに。
それでも、手作り感溢れる地鎮祭が無事執り行われました。工務店さんが急遽用意したバーベキューテーブルの祭壇に、現地で分からずまま半紙を切りながら飾った紙垂。施主様のお子さんのつくった祝詞は神様の心を打ったに違いありません。
式の後は雨降りの中、鎮め物を頂いた神社さんにお参り。情緒溢れる地鎮祭でした。

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山崎材木センター/服部商店勉強会

lumber company

先週木曜日に工務店さんと兵庫県宍粟市の山崎木材センターへ赴きました。兵庫県産の木材を使って住宅の建築を進めたい工務店さんの考えで、まずは手始めの視察に同行しました。普段現場に加工された材木を見たり、材木店の加工場で大工さんが刻む側で、廻りにうずたかく積まれた木材は見ますが、その川上でどんな風に木材が流通しているのか。興味津々でついて行った次第。ここ山崎木材センターは林産業者から材木を引き取り、一次加工をして下の小売り材木店に卸す言わば拠点のひとつになります。

広大な倉庫のアチラコチラに杉や桧が積まれています。その中で目についたのが、背割りのある柱材とない柱材。背割りは木材が乾燥する時に自然に割れてしまうと割れ方をコントロール出来ないため、あらかじめ割っておくものですが、背割りがない材料もあります。
これは低温の人工乾燥による材料だそうで、高温での人工乾燥材は背割りを入れるのだそう。表面だけを一見すると背割りのない低温の方が良さそうにも見えますが、よくよく見ると芯の方へ割れ目が走っています。言ってみれば背骨にヒビが入ってしまったような気もします。どちらが良いかは判断しずらいですが、背割りがあっても芯が奇麗に残っている方が良さそうな気もします。

lumber companylumber companylumber company

土曜日の午前中には材木商・服部商店さんの勉強会に参加し、アメリカ広葉樹製材品の解説や、スプルース材を例に最良の使い方や発注の仕方を説明頂きました。

日本とアメリカの製材方法の違い、流通される日本向けサイズの事。など、何気に図面に描いていた寸法のずっと先には、そうした流通の様子を踏まえているかいないかで、建築費に関わることさえあるのだと気づかされます。

材木についてはまるっきり素人。木材の世界では当たり前の事さえ知らずにいます。材木センターや服部商店さんなど、机に向かってばかりでなくいろいろ歩き見て勉強するしかなさそうです。

中間検査が終了

ステンレスサッシ枠

台風が近づく最中、午後からの中間検査が無事終了。
このところ天候が悪くて打合せだけはいろいろとするのだけど、外壁の防水シートを貼るタイミングを逃している。そんな時に台風情報。。。養生には気を配ってはいてもらうものの、組み上がった躯体の中に雨がはいってくる様子を見るとイヤなものです。

LOOPさんに製作をお願いしたハメ殺し窓用のステンレス枠が取付けられ、検査の後ガラス屋さんが採寸に来ました。雨が降ってシートが被せられているものだから、職人さんもやりにくそうです。(写真は仮付の状態です。)計りにくそうな様子に図面見ますか?と問うのだけど、実測しないと心配で。と言われる。と言う物の変則的な形なものだから、職人さんに納め方を話しつつの計測となりました。
トップライトはガラスがはまれば窓ふきにはちょっと行けそうにありません。今回は、光触媒の汚れ防止コーティングをお願いしてみました。効果の程は、未体験なのでなんとも言えないのですが、やらないよりはやっておけ。。。後で思い付いて、むりやりやってもらう事に。。。(監督さんスミマセン。)

事務所に帰ってきたら電気屋さんから、心配だから明日来てもらえませんか?と電話。台風が近づいているのに、明日も現場を覗きに行く事になりそうです。

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