やっぱり年賀状でした。

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今年最後の大仕事は、やっぱり年賀状。
毎年このサイクルから抜け出せないでいます。今も目の前のプリンタがギ〜コギッコと働いてくれています。12月になる前のある日、工務店の社長さんから年賀状はもう済ませました。と言われて目が点になってしまいました。まるで異文化に触れた気分です。こちらは明日にコメントを書き足して、ポストに入れるのはきっとその晩か、明後日の朝。コレはエラい差です。年内にはなんとか済ませたいと焦っておりますが、どうなることか。まだ印刷待ちの年賀状が束になって目の前に積んであります。

今朝は来年明けにプレゼン予定の土地の下見に。大阪の下町で、帰り道に近くのアーケード商店街を通り抜けると、年の瀬の賑わいを感じます。お昼前なので美味しそうな匂いがアチラから、コチラから。ロクに大掃除が出来なかった事務所に戻ると、ため息が出てきそうです。ちっとは片付けて気持ちよく年始を迎えなくては。

大晦日と元旦は家族と小旅行。只今唯一の楽しみ。
それでは皆様、よいお年をお迎え下さい。

断熱工事の後

insulating foam

今年最後に現場の確認に行きました。昨日はこの工務店さんの忘年会でしたから、てっきり誰もいないものと思っていたら、大工さんが作業をされていました。いやいや、お疲れさまです。

吹付けウレタンの断熱工事がすでに終わり、見上げてみるとちょっと黄色がかった雪景色の様。昇り梁だったところが、すっかり埋もれていました。設計上の厚みなら梁半分ぐらいのはずなので、ずいぶんサービスしてもらった感じです。カタログでは見ていたものの吹付けウレタンの現場は初めてなので、正直ヘ〜こりゃスゴいなと思い見上げてしまいました。グラスウールなどの大工さんが詰め込む断熱材と違い、専門の業者が隅々まで充填しますから、施工ミスが少なく熱損失が押えられる様子がよく分かります。ただ、電気の線や必要な開口は予め終わらさないといけませんし、後での変更がしづらいのが難点。木造でありながら、RC造のような気の使い方が必要になってしまいます。そう考えると設計監理の負担が多い工法って感じもしますね。f(^_^;)

現場を一巡したあと大工さんからの質問で、打合せと世間話。忘年会の時もそうでしたが、和やかに話ができる時に職人さんからお知恵を頂き、いろいろ勉強になることを教えてもらえます。うっかり長居してしまいました。

外壁のサイディングも半分ほど貼り終わった様子をみると、思った以上に良い感じになりそうです。来年の完成が楽しみです。

siding panelinsulating foaminsulating foam

クリスマスイブなはず。

HOSHIGAKI

年の瀬になって、なんだか仕事が異様に慌ただしくなり、このところテンヤワンヤしています。ブログを書くような落ち着いた時間もなく、気がついたら今年も後、数日。今日はクリスマスイブだというのに、全く無縁な状態。いかんです。年賀状もまったく手つかず。住所録の整理も出来ていない。よく考えたら、まだ年賀状を買っていない。すでに弱気な状態で、早めに言い訳しておこうなど姑息な事を思いつつおりますが、お許しいただけるものやら。

ニュース番組は不況々々と明るい話題が流れない。そんなに言い触れ廻ったら、輪をかけてますます悪くなるじゃないか。そろそろいい加減にしてくれ、と言いたくもなる。今年は無事に過ごせるのやら不安な時期もあったが、際になってありがたくお仕事をいただくことも出来た。とは言え、来年もまたどうなるか分からないこのご時世に油断は禁物である。あ、なんだか暗くなってきた。

このままだと、来年もよろしくお願いいたします。っていきなり今年最後のブログになりそうだから、話題を変えて書ける事はいろいろある筈なのに、ただ今、頭がまわっておりません。ともかく、明るい話題で今年の最後もくくりたいものです。

鉄骨駐車場が立ち上がる

small rooftop parking

アプローチを兼ねる鉄骨の駐車場が立ち上がった。道路から少しある平地と合わせて、これでようやく軽自動車が2台停められるかどうかの駐車スペースになる。法的な要件やら何やらをクリアしてこんなものが出来上がった訳だけど、役所では説明するのにちょっとめんどくさい代物だった。出来上がってみれば、なかなか面白い。

駐車場の下は、申請上は外物置にしてあるが、基本的にはどうにでもなる空き空きのスペース。後から囲って室内にしてももちろん構わない。ちょっと奥まった東屋みたいにしても良いかも。子供だったら楽しいかもしれないな。
近々コンクリートの打設。工事車両も近づけられるし、結構便利になりそうだ。 

small rooftop parkingsmall rooftop parkingsmall rooftop parking

中間検査終了

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昨日、中間検査無事終了。

屋根も葺き上がって、外部の構造面材も張り上がって、すっかり家らしくなった。外観から見ると、ごく普通な感じだけど、敷地の形状を利用して2階からのアプローチとなる。今は足場板で繋がっているが、近い内には正面のガレージスペースを鉄骨で立ち上げる予定。検査員も少し風変わりな感じに興味を持ったのかいろいろ聞いて来る。

検査員が帰った後、大工さんや板金屋さんと打合せ。軒先の長さを妻側から中心に行くに従い少しずつ伸ばしている。もう少しはっきりと変化をつけたかったが、窓採光の兼ね合いもあったから致し方ない。それでもそれなりに面白く見える。お陰で板金屋さんはちょっと悩んでしまった。

2階のリビングには、30ミリ厚の杉板フローリングが貼られる。その材を転用して、窓枠やら、カウンターも造作で作ってもらう事にした。建売らしからぬ雰囲気にはなりそうで、まだしばらく楽しみが続きそうです。

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ピカソ:メモパッド

キャラクターデザインをさせて頂いた創作菓子工房「 Simarisu 」から、ひと足早いクリスマスプレゼントを頂きました。キャラクター「ピカソ」のメモパッドです。

我ながら「かわいいやん」と呟いてしまいました。こんな素敵なデビューをさせて頂いて、本当に感謝です。
素敵なクリスマスを是非ピカソくんとお過ごし下さい。

創作菓子工房「 Simarisu 」

ピカソ君の紹介ページはコチラ

そしてもうひとつデビュー!
カキノイエの施主さんから、第2子誕生のご連絡をいただきました。カキノイエ・デビュー?が楽しみです。
おめでとうございます!

左官体験:京都府左官技能専修学院にて

左官教室
左官教室

すまいをトーク京都府左官技能専修学院に伺い左官実習を体験してきました。

現場の隅でチョロチョロと、我が家の補修でチョロチョロとぐらいは、コテをもっての左官のマネごとはしても大概は床面。一畳大の壁面を、しかも土壁を塗るという体験は初めてでした。実習の前に、学院長の西村弘三さんに京都の左官についてのお話を伺い、実習室にて実演を拝見し、挑戦する壁に向き合いました。

まず水を含ませた大きな刷毛で壁の埃を払い落し、打ち水をします。さて、塗り良い硬さに調整していただいた筈の練り合わされた土ですが、パレット(そう言えば何と呼ぶのだろう。。。)に載せた土をコテに移せない。塗る前から立ち往生です。コレがまず出来ない、と学院長さんがさも手際よくコテに土を載せる仕草を実演されていましたが、全く出来ません。ヒョイと簡単に載せていたように見えたのに。これでは壁を塗るどころでなく日が暮れてしまう。。。

後半で多少は要領は得たものの、諦めて一塗りずつ土をコテに載せ、壁に塗り始めました。。。というか、ほとんど押し付けるような状態。再び、コレがまず出来ない、学院長さんの言葉がかすめて行きます。まったく思う様に行きません。何気に塗り伸ばしていたように見えていた実演では、厚み3ミリぐらいですかね〜。だった筈が1センチぐらいモッコリしてしまうやら、塗りのこって下地が見えたままやら。壁際に至っては、控えめにという話もそれどころでなく、土を押し付けてしまう始末。新築の家でこんな事をしたら間違いなくお払い箱です。予想以上に悪銭苦闘。窓際にいたものだから、背中の陽がだんだんと暑く。汗やら冷や汗やら。

どうにかこうにか塗り終えかけたところに、学院長さんが。まだマシやね。ガクッ。本来コテ先はほとんど使わずするものらしいが、塗り残し多い端なんかをコソコソ小手先で穴埋めしてなんとか終了しました。気がつけば一時間ぐらいかかっていたのでしょうか。へっぴり腰の姿勢で、腕と腰と小手先の手がクタクタでした。全く仕事になりませんね。

左官教室で塗った壁です
左官教室で塗った壁です

日本の土は他国の土に比べれば粘りがあり、混ぜ物無しに自身で固まる性質があり左官に一番向いているそうです。四季折々の風土がある日本だからこその産物かもしれません。(ちなみに流行りの珪藻土は自身では固まることが出来ず、左官材料として使うには何か補助材になるものが必要になります。)そして重要なのが「スサ」。今回は節を取り除いた特上のものだそうですが、フサフサしています。技術を支える材料にもまた、日本のものづくりの丁寧さが現れているように思いました。

以前から気になっていた左官が左官と呼ばれる由縁についても、実習前にプリントを頂き。少しだけ謎が解明。リサイクル可能な土壁は、エコロジーの代表に違いありません。土壁を使った建物をまだ設計した事はありませんが、もっと活用すべきものだと改めて感じます。

工務店向けのセミナーに参加してみた

shadows in the morning

一昨日の事になるけど、工務店に向けてのセミナーに参加してみました。不況のあおりか、決して安く無い参加費に関わらず大勢の方が集まっていました。会の始めに、工務店の方〜設計事務所の方〜と手を上げた様子を見ると、もの珍しく参加している設計者はまばらでした。工務店のネットワークサイトで見つけたのだから当たり前かもしれない。

値が張るから一人で行くにはちょっと躊躇していたので、建売を進めている不動産屋の社長を誘って行く事にしたのだが、自分の目的は、最近気になって見ていたブログの建築家さんが講師として話を聞けるからだった。むしろ会の先導役のお一人でもある。すでにそこそこ良い歳の方だけどブログに載せられるスケッチとかがとても良く、好奇心旺盛な文面にはたはた感服していた。メジャー誌ではあまり見ないので、おそらく知る人ぞ知る建築家さんと言っても良いかもしれないが、経歴や功績を見るととても興味の湧く方だったのです。また何よりも大のマック好き。初期のころから、マックによるシステムチックな設計手法を発表し、建築雑誌でなくカルチャー誌で取り上げられた経緯もある。そんな訳でマック好きな自分としては、はずせなくなってしまったのです。

セミナーは昼から初めておよそ4時間半。6人の講師が、前半後半の間に10分程の休憩があっただけで、ずっと飛ばし気味の、異様に慌ただしい感じで結構疲れました。良質な木造住宅の推進をするこのネットワークの勧誘的なセミナーではあったのですが、知らないことも色々と聞けそれなりに勉強になりました。目的の先生のお話は、講師方々の中では、一番私的でまとまりの無い話だったのは印象的ですが、反面やはり一番興味を惹かれる方でした。同席の不動産屋の社長も、話は何を言ってるか分からなくて一番眠たくなりましたが、あの人が一番気になりますね。と、よくわからないコメントを頂いたのは、ある意味予想の通りだった訳です。

今は、建売の話も含めて、仕事の大半は木造が中心になっています。だからという訳ではないけど、気になっていた木造の住宅設計・住まい・暮らしをもっと良く知りたい気持ちでのセミナー参加でした。自分自身の中では、どことなくひとつの転機な気もしています。

ところで、会場は中之島公会堂の集会室。中に入ってじっくり見れたのは初めてでした。写真を撮る間がなかったのは惜しかったですが、それも併せて良い経験になりました。

棟上げ

set up the framework

ようやく形の見え始めた建売のプロジェクトです。

青空に骨組みの材木がとても奇麗に見えています。若干プレカットの寸法違いがありましたが、1日目でほぼ屋根に垂木を掛ける辺りまで進みました。敷地の都合でクレーンが使えないため、4人の大工さんたちが手で持ち上げて組んで行ったようです。大変だったでしょうね。残念ながらその様子は見ていません。建物は道路面から敷地が下がっているので、道路からみると妻側の屋根だけが見えて、ちょっと不思議な感じになりそうです。

今回初めて見たのが、免震用のゴムを使った引きつけ金物。監督さんから先にコレで良いですか?と打合せには出ていたのですが、ゴム?劣化しないの?大丈夫?って聞いてみたものの、カタログには「30年後でも3ミリの木痩に対応します」と書かれてある。30年後でも通常の使い方なら問題無しだそうだ。なんとも判断は難しいが、それだけを見ると従来のものよりも良いのだろうか。正直良く分からない。

印字された材料が奇麗に並んでいる。自然の材料である材木がとたんに工業製品のような感じ。組まれている骨組みも同じ。「イ三、ハ四、ホ五、ト六」とか大工さんが墨で書いた様子もあまり見なくなった。それでも大工さんたちを見ていると、まだまだ人の手で作らないと出来ないものだと思えるのだけど、どことなく寂しい気もしてしまいます。

こんな建物久しぶりだ。と大工さんが言ってくれたらしい。こちらは、すごくオーソドックスで変わった建物ではないはず。と思っていたのだけど、建売が中心になってしまっている大工さんたちに受けが良かったみたい。若い監督さんにも刺激になってもらえると良いのだけど。

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