鋼管杭地業

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お盆の頃に地盤補強のことで記事にした建売住宅の現場が、ほぼふた月止まっていました。と言うのも、当初柱状改良と言う工法を検討していたのですが、進入箇所の擁壁が阻み機械が現場に搬入出来ない事が判明。さてどうする?と言う事になってしまったのです。こちらも始めに出来ると言われていたので安心していたのですが、いざはじめようとした段になり、業者との打合せの行き違いか不可能と言う事になり、それから代替の方法を探しはじめたのです。そのため、随分時間だけが経ってしまいました。

スウェーデン式サウンディング試験の結果だけを見れば、2階建ての木造住宅を建てる地耐力は表層付近では確保できる結果があったので、そのままそっと建てる選択もなくはありません。しかし、表層を越えたしばらくは地耐力のあまりない緩い地層があることも分かっています。工務店さんは事業者でもあり、不安を抱えたまま工事を進めるわけにも行かず、担当の方は散々探しまわって鋼管杭を打設できる業者を見つけ出しました。そして、ようやく工事の再開にこぎつけた訳です。

ところで、柱状改良は摩擦杭と分類されるもので、この鋼管杭は支持杭と分類されます。前者の摩擦杭は地層に食らいつきながら建物を支えるイメージで、後者の支持杭は建物を十分支える地層まで柱を伸ばすイメージの工法になります。この鋼管杭の打設を見るのは初めて。先端にフィンのような羽がついた直径15センチ程の鋼管をねじ込みながら沈めて行きます。今回の現場は山腹の土地であるため、山上側と山下側で支持出来る深さが違います。地盤調査からのイメージでは山上で2M、山下で5Mの予定でしたが、現場では支持が出来るまで進めるため結果、山上で2M、山下で7M程になった様です。水平距離で6Mの間でこれだけ深さが違うのですから、支持地盤は随分急な様子なのでしょうね。

現場の担当の方は全長長さで清算される今回の工事の成り行きに、ソロバン勘定が気になっていたようですが、これで安心感は随分違います。工事をされている杭業者の作業員の方は、ちょっと変わった敷地にどんな建物が建つのか興味津々の様子でした。

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サンケイホールブリーゼ

SANKEI HALL BREEZE

先日、親父から「バックヤード見学会」を誘われたので、西梅田に新しく建て変わった「サンケイホールブリーゼ」を覗いてきました。ドイツの建築家クリストフ・インゲンホーフェンという方がビルの基本デザインを手掛けています。

普段は見る事の出来ない楽屋裏や奈落を1時間程掛けて案内してもらいます。900人ほど入る中規模の客席で大まかな説明を受け、まずはステージに上がらせてもらいました。ちょっとした余興付きで、15人程の見学グループが舞台上に一列に立たされ、緞帳の幕開けから見学はスタート。幕が開けて、スポットライトが当たり一般の見学客の皆さんが拍手をしてくれたりして、ひと時人気俳優にでもなった気分。ちょっと恥ずかしい感じですが、楽しい体験です。
舞台上の装置の説明の後、楽屋裏に行って、主役の役者さんが入る楽屋、大部屋、奈落の下の様子。音響や照明のブース内など、丁寧な説明を受けながら一巡してきました。思った以上にゆったりとしていた印象ですが、使い始めればそれでもきっと狭いのでしょうね。ホールのインテリアは黒を基調に、装飾のないシンプルな感じです。機材を隠さず大きなスタジオ風な印象でしょうか。対して楽屋裏は真っ白でした。撮影はご遠慮願います。とのことで、写真のご紹介できないのがちょっと残念。

奈落の底の倉庫には、グランドピアノが2台置いてありました。今回の新ホールの為、調律に1000万掛けてアメリカに渡ったのだそう。ジャズピアニストのキース・ジャレットに持って帰りたいと言わせた世界で数台の名器だそうです。

舞台の緞帳は、朝倉摂デザイン。舞台に立って緞帳が降りて来たとき、緞帳の真ん中に「火の用心」の大きなワッペン。よく見ると少し右に傾いています。右肩上がりに火の手が上がらない「おまじない」だそう? 緞帳の裏には必ずあるのだそうですが、最新の設備がある中にこんな風習が残っているのがちょっと面白い感じでした。

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箕面観光ホテル

HOTEL MINO OSAKA

「みの〜おんせん、スパ〜〜ガ〜デン!」と関西ローカルなコマーシャルソングが耳について離れない人は、関西地区の同年代の方なら大勢いる筈。

子供の頃さんざん聞かされたのだけど、このスパーガーデンに行った事が実は無かった。とは言え箕面には紅葉狩りに数回は行っているのだけど、こんなどでかい施設が山の中にあるとはつゆ知らず、想像さえもしていなかったのです。たまたま、今進めている現場の近く。今になって山の上にそそり立つホテルの存在に気がつき。一回覗いてみようと思っていた。そんな矢先、この箕面観光ホテルが建築家・坂倉準三の作品だと言う事を知り、現場帰りに早速行ってみたのです。坂倉氏は既に亡くなられていますが、東京帝国大学を出てフランスに渡り、ル・コルビジェの元で修行し日本に戻ってからは日本のモダニズム建築を牽引する建築家の一人として活躍されました。そんな訳で見に行かない訳にはいかなくなりました。

近づいてみると、ひえ〜。久しぶりに圧倒する「大」建築に興奮しました。うわ、スゴ、ナニコレ?と、想像を遥かに越えたスケールにビックリ。古い何処かの市庁舎にも似た外観は、柱梁を強調し日本のイメージを表現した当時のモダニズムの流れでしょうか。山間から見る様子は、京都清水寺を思わせるような気がします。展望エレベータもスゴい。阪急百貨店メンズ館(ナビオ阪急)のシースルーエレベーターなんか目じゃないって感じです。

これは一度、温泉浸かりにお泊まりに来ないといけませんね。

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