今日の午後は京都市左京にある川島織物へ社会見学。
古い染織品の復元について講義を受けたり、
20Mを越す大型の織り機から織られる劇場などに掛る緞帳(ドンチョウ)の製作風景や、
昔ながらの織り機で作られる着物の帯の製作風景などを見学したり、
博物館に展示された織物やその下図を鑑賞してきました。
川島織物と言えば織物業会では大手ですから、実は行くまで、
機械化された工場の風景を見るのだと思っていたのですが、
実際見学した工場は、美術工芸を中心とするまさしく匠の手作業の現場でした。
もちろん一方で機械化された工業製品もあり、先端の技術の紹介も受け、
また一方で、正倉院に納められている古代の美術品の復元作業など、
伝統を守りつつも現代にその技術を生かす巾の広さに驚きました。
凄いもの作りの現場に出会えた気がします。
3時間の見学があっと言う間でした。
庄司さんは、マメにこうやって見学とかいってるので,
いつも感心します。私は暇があったらなんかだらだら過ごしてしまって,だめですね。
あ、それはそうと、バトン書いて下さいね。
レスが遅くなって申し訳ありません。
いえいえ、いろいろお誘いあってのコトだったりします。
職人さんの手技を見ていると、職業のタイプは違うとは言え、
いわゆる専門家としてそれと変わらぬ技術を身につけているのか?
と問われると、まだまだ足下に及ばない気がしました。